彩の国中核都市に指定されている上尾市は、埼玉県中東部に位置しています。人口は約22万人です。江戸時代には、中山道の宿場である上尾宿が置かれており、流通の重要な中継地点となっていました。中世時代までは農村地帯でありながらも、用水の確保が難しかったため、麦の畑作がメインとなっていました。その後、上尾宿の設置と中山道の整備がありましたが、街道沿いの宿場の中では規模が小さい方でした。その後、日本初の私鉄が開通、上尾駅が開業したことから、周辺地域が発展するようになったのです。現在ではベッドタウンとしての宅地開発が進んでいるため、企業の進出も進んでいます。しかし転職の求人は商業面にも多くありますが、やはり農業面も多い傾向にあります。女性と男性の場合で、求人の傾向は違うことが多いようです。梨やぶどう、キウイやトマト、ほうれんそうやきゅうりなど、様々な農作物が出荷されていますが、全体的みると農業地自体は減少しつつあります。工業面における輸送用機器の製造も活発であり、工業関係に転職先を求める人も多いと言えるでしょう。自動車部品関連の企業が、市内に多数あるほか、研究所を置いている企業、本社と工場の両方を置いている企業なども多数存在しています。