転職エージェントに、命を救われた話【ライター/トイアンナ】

転職エージェントに、命を救われた話

こんにちは、トイアンナです。もともと外資系企業にいたこともあり転職は当たり前の風土でした。特にマーケティング経験者は1~3年単位での転職も普通のこと。「年収が上がる」「新しい経験を積みたい」とさまざまな理由で転職し、経験を積んでからもとの会社へ出戻りするケースすら珍しくはありません。

 

けれどその意識を持てたのは、転職を経験した後の話。新卒の私は「入った会社で最低でも管理職にならないとだめだ」と思い込んでいました。

 

転職エージェントの一言で、人生が変わった

 

私が最初にいた会社は、マーケターを志す者があこがれるトップ企業でした。そこへ能力もないのにまぐれで入社できてしまった私は、ぴーぴー泣きながら深夜業務をこなしていました。やりがいは最高、でも家族の介護や結婚もしたい。そのはざまで揺れ動いた私は2年目の冬、転職エージェントへ電話をしました。

 

「あの、22時には帰れる仕事ってあるんでしょうか」

転職エージェントのお姉さんは、爆笑していいました。

「20時だって、なんなら18時だってありますよ!」

 

当時、毎日深夜に帰宅していた私。18時ごろは必ず会社にいましたから、いわゆる「定時帰り」が本当に存在することすら知りませんでした。新入社員など誰よりも劣っているのだから、最後まで残ってでもスキルを積め。私は会社からそう言われたわけでもないのに、勝手に自分を追い込んでいたのです。

 

転職エージェントが世界を広げてくれた

 

その一言で目が覚めた私は、転職活動で「裁量権は小さいけれど、早く帰れる場所」を見つけました。そして1社目で教わったことに感謝しつつも、ホワイトな労働環境を享受できたのです。

 

あのままもし転職エージェントへ電話をしなかったら、私は倒れるまで働いていたでしょう。そして体や心を壊してしまったかもしれません。転職エージェントの存在は、確実に私の命を助けてくれました。

 

近年、「転職エージェントはいらない」「自分が望んでもいないのに、会社都合の案件を持ってくるだけ」「いつかAI化される」と耳にします。けれど私の思い込みだった「キャリアの常識」を覆し、面接のたびに電話で優しくフォローしてくれたエージェントさんは、唯一無二の存在でした。

 

転職エージェントがいてくれて、よかった

 

いまの私は独立してフリーのライター兼マーケターとして仕事をしています。こんな破天荒なキャリアを選べたのも、あのとき可能性を教えてくれた、エージェントさんのおかげでした。担当者によって相性があることは間違いありませんが、それでも転職エージェントに頼ってよかった、と心から思います。

 

そしていま転職を考えていらっしゃる方もぜひ、ぼんやり求人を見ていただくよりも転職エージェントを活用し、新しい可能性を見出していただければ幸いです。

 

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トイアンナ

ライター。新卒で外資系企業に勤めて以来、数百名の消費者ヒアリングを重ねました。その経験から恋愛・キャリアを主なテーマに執筆しています。

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