「ああ、この人面接通らないだろうな」と思われるしぐさ【ライター/トイアンナ】

面接




回答の質を上げるためにできること

私たちが「頭の回転が速い」と感じるのは、投げた言葉のキャッチボールを素早く返してもらえたときです。そしてこれは簡単に対策できます。最初の一声をとにかく投げ返せばいいのです。

 

質問に対し「……はぁ、そうですね」と間を開けて返答するのと、間髪入れず「そうですね、今考えていたのですが」と続けるのでは、同じくらい内容がないはずなのに与える印象が大きく変わります。頭の回転を速く見せるのはテクニックです。今すぐ「まずは第一声を返す」ことを心がけてください。

 

それに比べて「回答の質」は訓練が必要です。「この人、面接通らないだろうな」と残念ながら感じさせてしまう人は、リアクションが薄い傾向にあります。といっても、「なんですって!?」「そうなんですか!?」とアメリカンなふるまいを身につけよ、という意味ではありません。落ちる人は「はぁ」「そうですか」といった、会話のキャッチボールを自分で終わらせる回答をしているのです。

 

会話は受け答えが続けば賢く、スムーズに見えます。何かを質問して教えてもらったときは「それは〇〇ということでしょうか?」「いつまでに達成すれば宜しいでしょうか」といった、会話のラリーを心がけてください。それだけであなたは、もったいないけれど落とされる人材から、面接で通過する方へ変身できるはず。あなたの転職・就活を応援しています!

 

トイアンナ

トイアンナ

ライター。新卒で外資系企業に勤めて以来、数百名の消費者ヒアリングを重ねました。その経験から恋愛・キャリアを主なテーマに執筆しています。

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Twitter:https://twitter.com/10anj10




RUN-WAY編集部

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