未経験の職種に応募したいとき

未経験の職種に応募したいとき




就職や転職を考える時、未経験の職種に挑戦してみたいという人は多いです。しかし、多くの職場では経験者を優遇しており、未経験者はどうしても不利になりがちです。こちらでは、経験のない就職先にどのように自分をアピールしていけばよいのかについて見ていきます。

志望動機とやる気はこのようにアピール

履歴書の志望動機を書く欄では、基本的になぜその会社、その仕事をしたいのかという事を具体的にアピールする必要があります。中には、履歴書を複数の会社で使いまわすために、漠然とした内容で記載しているようなものもありますが、面接官にとっては特に自分の会社を希望している理由、その仕事を希望している理由というのは本人のやる気を図る上で重視するポイントです。
志望動機を書く際に、その職種に興味を持ち始めたので応募したという書き方をする人は多いですが、どのような体験をしたために興味を持ったのか、単なる好奇心レベルか、本気でその仕事に取り組みたいかが分かるように表現するとよいでしょう。また、過去の経歴が新しい希望職種に影響を与えているかどうかも重要です。例えば、元々縫製の工場で勤務していた人がアパレルの営業に転職したいと考えている場合には、お客様に商品を紹介する際に仕立てや着心地の良さなどについて詳しくアピールできるでしょう。逆に、プログラマーの仕事をしていた人が調理の仕事に転職したいという場合には、これまでと全く異なる業種になりますので、どのように努力をしていくかを具体的にアピールすることになります。
志望動機に加え、意気込みもアピールすることは重要です。未経験なのでこれから頑張っていきたい、ご指導をお願いしたいといったあいまいなアピールや他力本願なやる気は、会社にとっては魅力的な人材には見えません。それよりも、その職種に必要な資格などを理解して、現在勉強していることなどをアピールすると、経験不足を自分の努力ややる気で補おうとしていることが分かるため、面接官にとって好印象です。

未経験職種の志望動機はここに注意

未経験職種を希望する場合には、志望動機を書く際に特に注意すべき点がいくつかあります。
まず、未経験者の就職希望は経験者よりも不利になります。その上で就職を希望している思いを伝えるために、志望動機は分かりやすくはっきりと書きます。なぜ数ある職種の中でその職種を選んだか、働きたいと思ったきっかけは何だったのか、具体例や志望動機にまつわるエピソードなどもからめるとよいでしょう。曖昧な表記、分かりにくい書き方はNGです。
それから、単なる希望だけでなく、その職場に貢献するためにどのような努力をしているのかを伝えます。資格の勉強や情報収集、現在学んでいること等、入ってから頑張るだけでなく、今始めていることをアピールします。逆に、入ってから頑張る、教えてほしいという甘えた考えが志望動機に現れないように注意します。
また、未経験者歓迎としている場合には、なぜ経験のない人材を求めているのかを考えます。下手に癖のついている人材や、経験者だからと自己主張の激しい人材を望んでいない場合もありますし、新しいシステムを導入するため、先入観のない人材を必要としている場合もあります。企業が未経験者を求める理由から、自分のどこがそのニーズにマッチしているのかを効率よくアピールするとよいでしょう。逆に、未経験者でもいいと言われたから応募したと言われれば、企業側としては魅力が感じられません。
今回の職種は未経験でも、今までのスキルや経験を活かしてその会社に貢献できる場合には、資格や実績などを強調するとライバルよりも一歩リードできます。関連するスキルがないときには、社会人として働いてきた実績の中から、どのような点が役に立てそうなのかを考えてアピールするのもおすすめです。初心者として頑張るというアピールは、何の役にも立たないことを認識しましょう。

こんな志望動機がおすすめ

未経験の職場に応募するときには、いくつかのポイントを踏まえて自分のオリジナルの文章を作成する必要があります。以下の例文を見てみましょう。
前職では金融機関に勤めていましたが、窓口業務で提携先の保険会社の商品を紹介する際に、お客様からの疑問にお答えするために保険について学ぶようになりました。お客様のニーズをお聞きしたり、保険について調べたりするうちに、保険についてもっと詳しく知りたいと思うようになり、御社の未経験者募集の求人に興味を持ちました。保険についてはパンフレットを参考にしてある程度お客様にご紹介する程度しか経験がありませんが、もっと自信を持ってお客様に商品の利点をご紹介できるように、現在フィナンシャルプランナーの資格を取得したいとスクールに通っているところです。
保険の営業は未経験ですが、目まぐるしく変化する商品を早く覚えられるよう、人一倍情報収集をしていきます。お客様に対する接客マナーの講習は何度も受講しており、おかげで固定のお客様からも良くして頂いております。御社のお役に立てるよう頑張っていく所存ですので、是非ともよろしくお願いいたします。
このように、具体的にその職種を希望するようになったきっかけや学んでいること、過去の経験が役立つというアピールを取り入れるのがおすすめです。できれば、その会社を選んだ理由なども添えておくとよいでしょう。

志望動機は書かなければならないか

このように、未経験者でも密度の高い志望動機を書くことはできますし、逆に、いい加減な志望動機を書いていては、書類選考の段階で落とされる確率が高くなります。このように考えると、志望動機というのは簡単そうに見えて難しい記入欄で、特に未経験の職種について記載するときには、多くの人が頭を悩ませることでしょう。
それでは、志望動機を書かずに済む場合はどうでしょうか。市販の履歴書や、書式を無料でダウンロードできるサイトの履歴書には、志望動機の欄がついていないものもたくさん見つかります。この履歴書を利用すれば志望動機に頭を悩ませることもありませんが、誰でも飛びついてよいものではありません。志望動機のない履歴書は、原則職務経歴書やエントリーシートなど、別の書類で志望動機を書いている人が利用するものです。どちらにしても、面接の段階でその会社や職種を希望している理由というのは聞かれますので、避けて通ることはできません。面接では緊張して思うように話せない人も多いため、履歴書の段階で自分の気持ちを丁寧に書いておいた方が、面接官にも伝えやすいでしょう。






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