実際に聞いた!製薬会社に入るためのきっかけと志望動機とは

製薬会社志望動機




スキルや勉強は頑張ってきても、面接の肝になるのはやはり「志望動機」ではないでしょうか。志望動機一つで、書類選考から面接までいくかどうかも決まってきます。そこで実際に製薬会社の開発職として働いているMさんに、ご自身の就職したきっかけや志望動機の作り方を教えていただきました。

 

最初のきっかけは「医療業界に行きたい」

面接官の一言が「開発職」へ導いた

Mさんは体が弱く、幼いころは病院に通っていたそうです。自分も、医療業界に就きたいと思ったのはそのころからだったと言います。大学も理系大学に通い、院までしっかり通って、初めは研究職を目指していたそう。

何度目かの面接で、人と話すのが好きだという話を面接官にしたところ、「あなたは研究職よりも開発職が向いているかもしれないね」と言われたのがきっかけで、自分も開発職を目指してみようかな、と、開発職の仕事探しも始めたと言います。そして、とあるベンチャー企業の開発職に就職することが出来たんだそうです。

 

今の会社に決めたのは、ドクターとの距離が近いから

「大手の製薬会社ではなくてベンチャー企業に決めたのは、ドクターとの距離の近さがあったから」とMさん。

大手企業のほうが、福利厚生がよく給与もいいそうですが、「より自分の生活に身近な仕事に就きたい」という理由で、ドクターと直接話して声を聞けたり、大きなプロジェクトに1年目から関わることが出来るベンチャーを選んだそうです。

 

志望動機を考えるコツは「今まで自分がやってきたこと」を振り返る

何ができるかよりも、やってきた経過を見せよう

志望動機は、あなたがその会社に入るための大きなきっかけです。いま「何ができるか」ではなく、「今までどんなことをやってきたか」を基に、志望動機を考えるのが製薬会社の開発職には大切なんだとか。

サークル活動でも、ボランティア活動でも、ゼミの活動でもなんでもOKなので、「提案から成果が出た」ところをしっかり見せましょう。

成功したとしても失敗したとしても、その成功や失敗の原因を自分から考察してきたということを面接官に分かってもらいましょう。

 

臨機応変な対応力をアピールしよう

開発職は、ルーティーンがある仕事ではありません。さまざまなトラブルに対応したり、ドクターや医療関係者からの質問に対して回答をしなくてはならないため、臨機応変な対応力と、堂々と回答ができる度胸が大切になる、とMさんは教えてくれました。

また、内勤の時は同じ書類を作り続けなければならないため、辛抱強さも大切です。志望動機の中には、自己アピールの欄もありますので、そこにしっかり「自分がいかにこの仕事に向いているか」「この仕事をやるためにどのような努力をしてきたか」を書くようにしましょう。

そうすることで、面接官の心を掴むことが出来ますし、あなたに会ってみたいという気持ちにさせることが出来ます。

 

 

「昔より入りやすくなり、未来も消えない製薬業界は、将来的な不安はありません。開発職ならいろいろなところへ行けるので、そういったことが楽しめるのなら、向いていると思います。技術職として女性も妊娠・出産の後も戻りやすい業界なので、ぜひチャレンジしてみてください」とMさん。

人に貢献できる職業である開発職は、魅力的な職業のひとつ。新卒採用だけではなく、中途採用もしていますので、興味がある人は、臆せずチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 




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RUN-WAY編集部

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