ベビーシッター文化を根付かせて、輝きたい人を支えたい!【キッズラインマーケティングマネージャー/藤井聖子さん】

藤井聖子




輝きたいと思っている女性をサポートしたい!

藤井聖子

大学時代は、4年の途中からインターンを始め、そのまま女子大生のマーケティングやモデルエージェンシーの仕事30歳までしていました。所属するミスキャンパスや読者モデルなどのマネージメントの仕事です。

 

結婚して子供もできた時に、自分の置かれている立場が今までの若年層の視点から変わってきたこともあり、30歳を機に転職をしました。それが代表経沢の前職のトレンダーズです。企業のコミュニケーション活動を支援するPRやマーケティングの会社で、イベントでのタレントのキャスティングや、美容系のサイト「キレナビ」などを担当してきました。

 

そんな中、私はだれか輝く対象がいて、その人たちを支える仕事をしたいという思いがすごく強くあることを自覚しました。女子大生であれば、学校では体験できないような広告のお仕事や経験を通して彼女たちが洗練されていったり、中には自信をつけてアナウンサーになる夢を実現していく子もいて、その成長過程に携わることができるのはとても面白い仕事でした。トレンダーズでのお仕事も、魅力的でしたが私が担当していたお仕事が、「輝く対象を支える仕事」という自分自信のテーマからだんだんズレてきてしまい、どうしようかなと思っていた頃、経沢が新しくキッズラインを立ち上げることになりました。

 

「すごく高くて富裕層のイメージのあるベビーシッターを、安心してもっと気軽に利用できる仕組みを作り、ベビーシッターが身近にいる世界を作りたい」と聞いて、私がやりたいのはまさにこういうことだ!輝きたいと思っている女性をサポートできるということに、とても魅力を感じ、スタートアップに参画することを決意しました。

 

一歩を踏み出してもらうための挑戦、啓蒙、働きかけ

アメリカでは、ベビーシッターさんに子供をみてもらって夫婦で食事に行くという文化が根付いていたり、香港やシンガポールでは、月5〜10万円で住み込みで家事も育児も手伝ってくれるナニーさんがいたりと、文化の面でも、値段の面でも、シッターさんに子供をみてもらう生活が当たり前になっているんです。

 

でも、日本で同じような生活している人はごくわずか。その日本で一歩を踏み出してもらえるように、価格を安くすることにも挑戦していますし、一つのきっかけになればと思い、夫婦の会話時間についてのアンケートをとり「夫婦の会話が30分未満の人が多いので、夫婦円満のためにも、いい夫婦の日にはベビーシッターを使って夫婦の時間を作ってくださいね」というメッセージと共にキャンペーンを行ったりと、いろんな取り組みをしています。

 

ベビーシッターの利用には多くの自治体が補助を出していたりもするので、自治体に利用料の半分を補助してもらえるように働きかけにいったり(現在5自治体の利用補助を受けられるようになっています)、会社と提携して社員の皆様の福利厚生に組み込んでもらうという活動もしています。




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RUN-WAY編集部

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