自分のやりたいことに正直に 人気のテレビ番組に出演俳優の今【イタリアンシェフ/寺島速人さん】

寺島速人




若者に人気のテレビ番組に出演し、視聴者から大きな話題を呼んだ寺島速人さん。
現在はイタリアンシェフとして、料理教室などのイベントも行っている寺島さんですが、21歳から8年間は役者としてお仕事をされていた経歴の持ち主。
取材の中では、転職に関する経験談や、辛い時期を乗り越えた決断とその時の思いなどお話しして下さいました。

ポイントは…

  • 「一筋」になれなかった自分
  • 諦める勇気
  • 自分に正直になって!

 

役者から、料理人の道へ変わるきっかけは

寺島速人

名古屋から上京して、下積み時代は居酒屋やイタリア料理店など飲食店でのアルバイトが多かったですね。
役者をスタートした時は、余裕でもっと早く売れるつもりでした(笑)が、役者の道は難しいと決断したのが29歳の時です。30歳までに手に職を付けたいと思っていて、そのタイミングで、料理の経験もあったので、好きだった料理の世界へ行きました。

やり続ける勇気と諦める勇気

いくつになっても夢を追い続ける方や、バイトしてでもやりたいことをやり続ける方もいるので、もちろんそれはそれで良いことだし、すごく素敵だと思います。ただ、僕はそうはしたくなかっただけです。

(その理由は)金銭的な面と、他にもやりたいことがあったので。家庭も持ちたかったですし、海の近くで仕事したいというのもどこかにあって。

役者一筋になりきれなかったことが、成功できなかった要因の一つかなと思います。それまで大きな挫折や失敗をしてこなかったので、役者という道で超えられない壁があることは認めたくなかったです。でも新たなことにチャレンジするという気持ちに切り替えたことで、諦めることも勇気かなという気持ちになれました。

料理は味わうだけでなく、空間そのもの

寺島速人

料理人としての一番のやりがいは、食べた人に喜んでもらうことですかね。味もそうですが、作る工程やお店に入ってから出るまでの時間全て、その空間を楽しんで喜んでいただければ嬉しいです。大袈裟かもしれませんが、ショーみたいなものだと思っています。

今後の大きな目標としては、東京と大好きな沖縄の石垣島にもお店を出したいと考えています。将来的には住めたらいいですね。石垣島は自然も多いし、不便なことも多いですが、自分にとっては、逆にそれが心地いいので。

結婚したら、奥さんにはどういう働き方を望みますか?

仕事を続けても、辞めて家庭に入ってくれてもどちらでもいいです。自分を持っている人が好きなので、彼女のやりたいと思うもので良いと思います。
家でも料理はしますが、そこは奥さんに任せたいですね。できれば。笑

転職はネガティブなことではなく、次への挑戦

仕事や働き方に迷った時は、重く考えずに、まず挑戦してみる。それがだめだったら次のことやる。やってみなきゃわかんないことは多いと思うので、「今何がしたいのか、どうなりたいのか」自分に正直になって選択するといいんじゃないですかね。

自分も経験しましたが、何かを辞めると、それについて周りから色々言われることもあると思います。でも自分をちゃんと持っていれば、気にせずに「転職」=「次の挑戦」って考えられるのではないでしょうか。

 

学生の頃はアメリカで旅をしていた経験も話して下さった寺島さん。道中読んでいたという高橋歩さん(実業家・随筆家)の本から人生の在り方に影響を受けたそう。
“仕事は一つの長いステージという考えから、幾つもあるステージの連続だと捉え方を変えること” だから自分のやりたいことに正直に、そこさえブレなければ大丈夫!という寺島さんの言葉が印象的です。

テレビの中のイメージとはまた違い、仕事に向き合う真摯な一面が垣間見える方でした。今後のご活躍、期待しております!

寺島速人
プロフィール
寺島速人
名古屋出身。イタリアンシェフ。現在、ご自身のパスタ専門店開業に向けて都内で準備中。
趣味は、ゴルフ・乗馬・沢登りなどアウトドア好きの一面も。






寺島速人