旅行で変わった人生観!あなたの旅する時間も最高の宝物に!【トラベルフォトライター、旅ガール/石井小百合さん】

石井小百合




イビサ島の魅力をめいっぱい伝えた初めての本

そしてサンクチュアリ出版で、イビサ島の本を出したいという思いを伝えたんです。イビサ島って高級なホテルしかないイメージだったんですけど、安いホテルもあるし、世界一きれいな夕日が見えるカフェでゆるい音楽を聴きながらコーヒーを飲むとか、いろんな楽しみがあるんです。

自分でスペイン観光局に電話をして、コーディネーターさんを一人つけてもらって、2人で1ヶ月間くらいイビサ島に行っていました。イビサ島ってにぎやかなイメージなんですけど、パワースポットや田舎みたいなのどかな町があるんです。

この「太陽とハグするイビサ島ガイド」の出版をきっかけに渡辺直美さんのAbemaTVに旅ガールとして出演して、本が名刺代わりになり始めました。スペインのコルドバでツアーをやっている女性の方から「私もこの本をコルドバ版で出したい」というメッセージを直接もらって、出資してもらい2冊目の本「GENIC TRIP in CORDOBA女子PHOTOBOOK!スペイン・コルドバ」の出版につながりました。

旅の時間を、最高の宝物にする手助けを

石井小百合

写真を見て「キレイ!行ってみたい」というのは普通だと思うんですけど、私は実際にそこへ行く手助けをしたいと思っています。なので、私が勧めたところに実際に行って「人生観が変わったよ」とか、コメントやメッセージをいただくのがすごく嬉しいですね。

将来は、本をもっと出すことでテレビにも出たいですし、旅タレントってガチなイモトアヤコさん以外いないから、旅タレントとして旅でメディアに出たいなって。「世界ふしぎ発見」のミステリーハンターの女の子とか、最高ですね!

日常と切り離され、当たり前がなくなる瞬間

これまでに28カ国、80都市ぐらい行きましたが、旅のいいところは、日常と切り離されることです。毎日同じ電車で通勤して、同じ時間に帰ってというルーティーンを繰り返しているとそれが当たり前という感覚になると思うんですけど、旅に出ると当たり前のことなんて本当に一つもないんです。

来るのかわからないような電車を待っていたりすると、自分が持っている価値観の狭さに気づきます。切符が買えて当たり前、バスがそこに来て当たり前、といった当たり前がなくなる瞬間が最高に気持ちいいです。

何事にも感謝できるというか、小さなことに「ありがたいな」と思えるのは素晴らしいことだと思います。




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RUN-WAY編集部

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