怖くても転職したから今がある。15㌔やせた私が自信を持って“キレイ”を伝えます【株式会社ドクターシーラボ/佐々木理衣】

佐々木理衣




家に全然帰れなかったり、セクハラにあったりしたことも

佐々木理衣

大学は美大で油絵を勉強していました。新卒のときには就職せず、卒業後はイタリアで木版画を教えながら、在伊日本人に向けたフリーペーパーを編集していました。半年して帰国して「そろそろ就職しないといけないな」と思って、広島から上京して派遣会社に登録したんです。

最初は、生活情報誌の出版社に、派遣の編集者として入社しました。ほぼ未経験だったのですが、編集の1から10まで手取り足取り教えていただけ、編集者として育ててもらいました。契約期間が終わり、次は通信販売に関するコンサルタントや制作をしている会社に入社しました。

そこで通販のノウハウを学びつつ、企画から制作、レスポンス分析まで一人でできるようになり、貢献度が可視化されることでクライアントの業績が伸びる喜びを知りました。DMのコンクールで賞をいただいたりしたこともあり、成長も感じられ、やりがいもある仕事でした。けど、全然お家に帰れないくらい忙しくて。セコムが作動しないように、ダンボールの中に入って気配を消してオフィスで寝たこともあります。最高4泊とかしましたね。

そしたら忙しすぎて太ってきちゃったんです。そのことを当時の社長にいろいろ言われるようになって。それがきっかけで転職しました。3社目となる広告代理店でも、会報誌やDMなどの制作をしていたんですが、輪をかけて帰れなくて・・・不規則な生活で肌もボロボロ。人生初の蕁麻疹まで出てきた頃に、転職を決意して、ここに来ました。

世界中の女性の肌が美しくなるように

以前の会社の時はクライアントの商品を取り扱っていたので「この商品、本当のところ成分どうなの?」と疑いを持ちながらも売らなくちゃいけない葛藤もあったのですが、今は自分がキレイにやせたり、肌がキレイになったりした商品を自信を持って売ることができているのがハッピーです。

きれいになるって、やっぱり女性にとっては大切なことですよね。朝いちばん、洗面台で肌を見て「くすんでシワがあるな」とか思うと、その日一日のテンションに影響してくると思うんです。でも「今日の肌はバッチリ!」と思うと一日分の自信につながって、幸せにスタートできる。

昨年、ジョンソン&ジョンソンさんとの業務提携によって、海外の販路が大きく拓けたのですが、それによって世界中の人に、ドクターシーラボの商品を手にとってもらえるようになりました。キレイになる方法を伝えて、世界中の女性の肌が美しくなるようサポートしていきたいです。

そのために市場の流れや顧客行動や、購買意思の動き方をマーケティングしたり、こういう表現したほうが商品の良さが伝わるな、というのを極めていきたいです。




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RUN-WAY編集部

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