好きじゃないことを続けるなんて無理ですよね?それより音楽で感動を伝えたい!【打楽器奏者/関聡さん】

関聡




打楽器奏者の関聡さん。フリーランスで、様々な演奏会にて打楽器を披露しています。
今でこそたくさんの舞台で活躍されている関さんですが、実は高校に入るまで、音楽のプロになろうとは全く思っていなかったそう!
「音楽」という一種の芸術をお仕事にすると、どのような苦労ややりがいが待っていたのでしょうか??

ポイントは……

  • 芸術にゴールはない
  • インプット&アウトプット
  • 夢があるならチャレンジ!

人生を変えた師匠との出会い

関聡

高1のときに、師匠と呼べるような、打楽器の先生に出会ったのが転機でした。その先生と一緒に練習を重ねるうちに、「音大行けば?」と背中を押され、洗足音大を受けることに決めたんです。まぁ、試験勉強するのももうヤダ~と思っていましたからね(笑)。
それまでは自分が音楽の道に進むだなんて思いもしなかったですし、そもそもどうやってなるのすらかも知りませんでした。小学校から英語を習っていたこともあり、英語教師を目指して一般大学を受けるつもりだったんですよ。
でも今思えば、普通に就職していたら……それよりも好きなことをやりたくなって、きっと続かなかったでしょうね!

クライマックスの感動を提供していく

本格的に打楽器をやっていこうと思ったタイミングとしては、観客として聴きに行ったある演奏会がきっかけです。オーケストラの音楽そのものも素晴らしいんですけど、何より、クライマックスにドカンと盛り上げる打楽器に感動したんです。
そのときに湧いた感情が忘れられなくて。自分が演奏する側になった今も、「感動した」と言ってもらえるのが一番嬉しいですね。
たくさんのお客さんに対して、「感動」を提供できるということ。それがこのお仕事のやりがいだと思っています。

お仕事を得るには、人との繋がりを大切に

関聡

大学時代からお仕事は頂いていました。大学の先輩やプロオーケストラの団員さんから声を掛けて頂いて、演奏会ごとに派遣されて行くんです。
演奏者が足りず困っているときに、僕を選んで声を掛けて下さるっていうのはすごくありがたいですよね。学生時代からきちんと人とのご縁を大事にしていて良かったなと思います。
逆に、その頃からしっかり外の世界に目を向けられていないと、卒業後にお仕事を得るのは難しいんじゃないかと思います。圧倒的に、志半ばで消えていく人の方が多い。厳しい世界です。




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RUN-WAY編集部

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