新人時代にぶつかった大きな壁
今は仕事を楽しめるようになりましたが、はじめたばかりの頃はよく落ち込んでいました。「自分にはできる」という根拠のない自信があったのですが、実際にやってみると全然ダメで…。たくさん練習をしていたので、「あんなにやったのにどうして!」と。あのときは大きな壁にぶち当たりました。
あるとき、「一度今までの真逆をやってみよう」と、本番前の原稿をやたら練習するのをやめてみたんです。そしたら肩の力が抜けたんですかね。急にすべてがうまくいくようになって。それからは、いいことなのか悪いことなのかわからないのですが、練習するのをやめました(笑)。自分にはそれが合っているみたいです。
飽きっぽい性格も強みになる
私、熱しやすく冷めやすいタイプなんです。興味を持ったら料理の味見みたいな感じでとりあえず試してみる。それってマイナスなことに思われがちですが、私の場合、さまざまな業種の幅広い年齢層の方と接するので、浅く広く知識があることが強みになっています。
そうやって、なにが強みになるかわからないし、失敗したと思っていたことがいつか役に立つかもしれない。新しいことに挑戦するのはとても勇気がいることですが、やってみたいことがあるのなら、絶対にやった方がいいと思います。
いつもは話を聞く側なので、今日は聞かれる側で緊張しました…。ゲストの方ってこんな気持ちなんですね(笑)。とても勉強になりました!
高田友紀
WEBラジオのパーソナリティ、TVCMナレーション、企業VP、街頭宣伝用ナレーション、各種展示会MCなど、幅広く活動中。
趣味は野球観戦。「ゲストとの打ち合わせはブルペンで肩をあたためてからマウンドに立つ感じ」など、野球にたとえて話すことも多い。今後の目標は英語の習得とダイエット。
ナレーター高田友紀 オフィシャルウェブサイト
http://takata-yuki.com/