ウィーンを代表するヨハン・シュトラウス2世のワルツ!【ヴァイオリニスト/月元ハルカさん】

月元悠




こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです!前回に引き続き、ワルツ王のヨハン・シュトラウス2世のワルツをご紹介します。

ウィーンの森の物語 作品325


第5 ワルツまで繰り広げられます。舞踏用というよりも聴くためのワルツとして作曲されました。ツィターという民族楽器が使用されます。ツィターがない場合はヴァイオリンに弱音器を付けて代用します。載せている音源はヴァイオリンを代用していますね。
題名の通り、ウィーンの森と呼ばれる緑地帯の描写を表しています。

皇帝円舞曲 作品437


序奏は堂々とした2拍子で始まり、「フリードリヒ大王の行進を思わせる」と言われています。その後にワルツになり調が変わり雰囲気を変え第4ワルツを経て、最後は力強く終わります。
ドイツ、ベルリンにケーニヒツバウ(国王の建築)と名付けられた新しいコンサートホールが建てられ、こけら落とし演奏会が開かれることになりました。その際に演奏された曲です。

ウィンナ・ワルツとは?

これまで紹介したワルツは「ウィンナ・ワルツ」と呼ばれるものです。19世紀にヨーロッパ中に広まっていったワルツです。オーストリアの無形文化遺産とされており、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートでも演奏されます。

このようにウィーンで大活躍したヨハン・シュトラウス2世でした。ウィーン散歩中にヨハン・シュトラウス2世の像に会えたときには、自分がウィーンにいることを実感できた瞬間でもありました。

いかがでしたか?以上、三大ワルツと呼ばれた作品でした。前回の記事で少し触れましたがヨハン・シュトラウス2世のお父様も有名な音楽家です。ヨハン・シュトラウス1世のあの有名な作品もご紹介したいと思います。次回もお楽しみに!

 

<プロフィール>
月元 ハルカ
長崎県出身。3歳よりヴァイオリンをはじめる。田代典子、木野雅之各氏に師事。これまでに、エドゥアルド・オクーン氏、豊嶋泰嗣氏、大山平一郎氏、ロバート・ダヴィドヴィチ氏、ハビブ・カヤレイ氏、加藤知子氏、小栗まち絵氏のマスタークラスを受講。また、ながさき音楽祭、球磨川音楽祭、霧島国際音楽祭、NAGANO国際音楽祭に参加、マスタークラス修了。各地で演奏活動を行う。西南学院大学 国際文化学部 卒業。現在、福岡教育大学 大学院 音楽科 修士課程修了。各地で演奏活動を行う傍ら、後進の指導を行う。クラシックをより身近に感じてもらうためのコラムサイト『COSMUSICA』(cosmusica.net)にて、連載「映画で学ぶクラシック」執筆中。






月元悠