明るく接客！アパレル店員に向いている人の特徴
アパレル店員に、向いている人とはどのような人なのでしょうか？アパレル店員に求められる資質について具体的に考えてみます。
ファッションやおしゃれが大好きな人
普段からファッションや、おしゃれに興味を持ち、コーディネートを楽しんでいるような人は、アパレル店員に向いています。自分が興味を持って提案するものならば、自信を持ってお客様にもおすすめすることが出来るでしょう。逆に、自分が興味を持てない商品を、お客様におすすめして購入してもらうのは非常に難しいことです。また、ある程度の興味がなければ、センスを磨くこともできないため、ショップにとって必要な人材になることはできません。アパレル店員は、自身も歩くマネキンとして、自社ブランドの服や、ショップにある服を着こなして接客をすることが多いため、おしゃれに関心のない人ではよい着こなしを提案することができず、ショップのイメージも悪くなってしまいかねません。おしゃれに関心がないと、アパレル店員として働くのは難しいでしょう。おしゃれに興味がある人は、他人のファッションにも興味があるため、いつもアンテナを張り新しいおしゃれを模索しているものです。そういう人は、アパレル業界、特にショップ店員には非常にむいており、多くのお客様に支持されるショップ店員になることができる可能性があります。
流行に敏感
アパレル店員には、常に流行に敏感であることが求められます。お客様は、最新のアイテムの提案を求めてショップに来店することが多いです。中には、すでに最先端のファッションに関する情報を仕入れている人もいるので、販売する側の知識が劣っていては、店員としては失格です。毎月ファッション雑誌などにも目を通して、どのようなアイテムが流行しているのか、自店にある商品と照らし合わせつつ把握しておく必要があります。ファッションに関する流行は幅が広く、全てを把握するのは困難なことであるようですが、日頃から興味を持ち、トレンドに注目していれば、アパレル店員として接客に活かせる情報は仕入れることができるはずです。お客様は、ファッションセンスのよい人の接客を受けて商品を購入したいと考えています。多くのお客様に満足してもらうためには、常にファッションに関して探求心を持ち続ける必要があり、それができる人が、アパレル店員には向いていると言えます。
接客が好きな人
アパレル店員の業務の大半を占めているのが接客業務です。接客をするのが楽しい人や、誰にでも気軽に声をかけることができるような人は、アパレル店員に向いていると言えるでしょう。アパレル店員に求められる接客とは、お客様にとって親しみやすく、しつこさのない、居心地がよくなるような対応です。商品をおすすめしたいという気持ちが強いあまりに、押しが強くなってしまったりするとお客様は逃げてしまうこともあるでしょう。お客様への声かけのタイミングも大切です。接客が好きな人、また得意としている人は、お客様をしっかりと観察しています。どのようなタイミングで声をかければ、話を聞いてもらえるか、お客様は何を求めているのかなどを想像しながら接客を行っています。中には、話しかけてもらいたくない、一人でゆっくり商品を見たいと考えている人もいますので、接客の仕方もお客様に合わせて変えていかなければなりません。接客をして商品を購入してもらうには、話術も必要です。お客様に本当に必要な情報を察知して、伝えることができるスキルを磨く必要があります。そのためには、まず接客自体が好きでなければよい結果につながることはないでしょう。
大変なこともある！アパレル店員の苦労あるある
一般的には、華やかなイメージの強いアパレル店員の仕事ですが、仕事内容を見ていくと、大変なこともたくさんあります。実際にどのような苦労があるのでしょうか？具体的に挙げながら解説します。
自社ブランドの服を着て勤務しなければならない。
アパレル店員が、自社ブランドの服を制服として身に着けて勤務することを求められるのは、よくあることです。大抵の場合、従業員割引制度があり、定価より安く購入することができます。ブランドに興味を持ち、勤務することを決めている人も多いので、割引制度を嬉しく思っている人もいるようですが、中には、多くの服を購入しなければならないため、洋服代がかかり過ぎてつらいと感じている人もます。
ヘアメイクをブランドイメージに合わせることを求められる
勤務し始めたばかりの頃は、自社のブランドイメージをうまく掴むことができずに、先輩社員からブランドイメージに合っていない、ブランドイメージを損なっているとダメ出しをされてしまうことも時にはあるようです。
ヒールで立ちっぱなしがつらい
アパレル店員の仕事は、接客が主になる場合が多いですが、一般的には1日中立ちっぱなしの勤務になります。そのため、ヒールを履いていると、脚だけでなく腰にも痛みが出ることもあります。ヒールでなく、スニーカーやフラットシューズを履いていたとしても、慣れないうちは1日中立っているだけで足の裏などが痛くなりますし、夕方頃になると足のむくんでくる人もいます。いずれにしても、慣れてくれば気にならなくなる人が多いようですが、慣れるまでは大変だと感じてしまうのも事実です。
クレーム客への対応がつらい
アパレル店員として働いていると、クレームを受けることが多々あります。商品そのものへのクレームであったり、対応へのクレームであったり様々なクレームがありますが、中でも多いのは、商品に対するものでしょう。縫製が甘い、ほつれている、一度洗濯しただけなのに縮んでしまった、など色々なケースがあります。いずれのケースにしても、お客様の話をまずはよく聞くことから始めることが大切です。商品に対するクレームの場合は特に、お客様の扱い方が悪かったのでは？などとお客様に非があるような態度をとらないように冷静に対処することが必要ですが、クレーム対応に慣れていないとうまくできず、苦痛に感じることが多いです。商品自体に対するクレーム以外にも、商品を気に入って購入した後で、イメージと違っていた、サイズが合わなかったなど、気持ちが変わってしまいクレームに発展することもよくあります。どのような場合にも、冷静にお客様の言い分を聞いて、接客により不愉快な思いをされたのならばまずはその点について、謝罪することが求められます。クレームはいつも突然起こります。突発的に起こる様々なクレームに、冷静に対処できるようになるには、ある程度の経験が必要になるため、辛いと悩んでいる人や、苦痛だと感じている人も多いようです。
ノルマの達成
会社にもよりますが、時にはノルマが課せられることもあるようです。個人的にはノルマが課せられないとしても、店舗には必ず売上目標があります。そのため、常に売上の数字を意識して日々の業務を行っていかなければなりません。売上が思うように伸びないと焦りを感じることもありますし、個人的なノルマがあればその焦りはさらに増していきます。ファッションや接客が好きで、お客様に商品をおすすめして洋服を売っていればいいというだけではないのが、大変だと感じるようです。
