裏で欠点を言われるつづけるくらいなら、失敗で表ざたにしましょう
指摘してもらえない欠点ほど、つらいものはありません。友達や家族は「あれさえなければねぇ」と言いながら、それをあなたへ指摘はしないでしょう。だって、失敗したことのない人へ指摘しても「だって私はこれで今までうまくいってきたもん」と突っぱねられるからです。
けれど一度失敗して「私って何が悪かったんだろう」と言ってくれれば、周りはあなたを成長させるため、指摘することができます。欠点を指摘されるのはつらいけれど、あなたは経験を糧に立ち上がり「成長」できます。全部の声を聞き入れろ、なんてことは思いません。せいぜい重要なひとつやふたつ、あなたの人生へ取り入れてしまえばいいのです。
失敗を許容できる余裕は、あなたを大人にする
そして自分が失敗していると、人の失敗をとがめなくなります。私は離婚のおかげでバツイチの人へ共感しやすくなったと思います。少なくとも「バツイチなんて」と責める人間ではなくなりました。
世間であなたの失敗を笑う人は、失敗を恐れて成長を放棄した人たちです。失敗をすればするほど、あなたは人の失敗へ寛容になれます。だからたくさん、小さく転んでいきましょう。すりむいて学び、立ち上がるあなたは、以前よりずっと大人に近づけるのですから。
トイアンナさんの記事一覧
トイアンナ
ライター。新卒で外資系企業に勤めて以来、数百名の消費者ヒアリングを重ねました。その経験から恋愛・キャリアを主なテーマに執筆しています。
ブログ:http://toianna.hatenablog.com/
Twitter:https://twitter.com/10anj10