こんにちは、トイアンナです。「劣等感さえなければ」「コンプレックスを抱いてしまう」といったご相談、たくさんいただいております。誰だって「あんな奴、たいしたことないくせに」なんて気持ちを抱くのってしんどいですし、人から気づかれたくもない。それでも気になるものは気になります。
気になるものは、気になるものです
私は下半身デブを小6からこじらせており、いくらダイエットをしても尻のサイズが減りません。ボン・キュ・ボンを目指したくとも胸は貧相。ジーンズを試着しては尻で引っかかり「これさえなければ」と涙を飲んでまいりました。
ですからスレンダー女子を見るとつい「あの骨格さえあれば」と妬んでしまいますし、何ならリカちゃん人形すら見るのがつらい。
けれど劣等感のおかげで、ずいぶんと助けられました。「外見だけの女にはならぬ!」とゴリゴリ勉学へ励めたからです。いま思えばスレンダー美女はさらに賢く良い子が大量にいて当たり前ですが、劣等感って身勝手ですよね。あいつにXXでは勝てないけれど他で差をつけてやる、と思いたくなるのです。
私の尻に対するゆがんだコンプレックス、けれどそのおかげで何とか進学できました。私のような怠惰な人間がうっかり美女だったものならば、外見にかまけて勉強など一切しなかったに違いありません。