寿退社するときに気を付けるべきこと
【ポイント1】退職の時期は余裕を持って
これは、通常の退職と変わりませんが、退職日には余裕を持たせることが大切です。結婚したからと言って、それが免罪符になってすぐに辞められるわけではないことはしっかり頭に入れておかなくてはなりません。
結婚が決まって、転勤や引っ越しなど、いろいろな事情は付いてくるでしょうが、今いる会社に迷惑をかけないことも大切。できれば1~3カ月前には退職日を定めるのがベストです。
また、「寿退社したい」という意思は、まず「直属の上司」にのみ報告します。時期の定まらないうちから、周囲に言いふらしてしまうのは、せっかくの幸せなことなのに、逆に印象を悪くしますから、許可がでるまでは周囲には秘密にしておくことを徹底しましょうね。
【ポイント2】引継ぎの準備はしっかりと
引継ぎの日程は、上司に報告し、寿退社の時期が決まったタイミングで、同じ部署内の人に報告するのと同時に決めるのがベストでしょう。仮にあなたが妊娠していたりして、仕事を休みがちになってしまう場合は、体調の良い時間を見つけて、手書きでも構わないのでマニュアルを作ったりしてください。
なんにせよ、せっかく寿退社したのに、会社から何度も問い合わせの電話がかかってこないようにするためにも、あなたの仕事を引き継いだ人がスムーズに勤務に取り掛かれるようにしておくことが大切です。
【ポイント3】婚約指輪は会社ではつけないようにしよう
実は、退職云々よりも気をつけておきたいのが、婚約指輪の扱いなのです。せっかく婚約し、幸せな中のあなたは、きっと「婚約指輪をつけておきたい!」と思うことでしょう。
ですが、ちょっと待ってください。
婚約指輪を会社内でつけるのは、実はあまりおすすめできないのです。婚約指輪は、あくまでもアクセサリー。会社によっては「アクセサリーは結婚指輪以外禁止」をしている場合も多く、婚約指輪は認められていないのです。また、商品に触れることのある会社では、指輪で商品を傷つけてしまったり、指輪そのものが壊れてしまうこともあります。
そして何より怖いのは、婚約指輪が原因で、寿退社することが周囲にバレてしまい、女性上司や同僚から嫉妬されてしまう可能性が大いにあるという事。
無用なトラブルを避けるためにも、婚約指輪を付けるのはぐっと我慢して、就業後につけるようにしましょう。
まとめ
「幸せでおめでたいはずの寿退社で嫉妬されるなんて!」と思わないでもないですが、人間、他人の幸せを素直に喜べる人だけでないのも、悲しいかな事実なのです。嫉妬され、面倒なトラブルに巻き込まれて嫌な思いをするくらいなら、結婚が決まった幸せな気持ちを持っていられるよう、少しの我慢も必要。あなたにとってベストな円満退社を目指してください!