コミュニケーション能力を磨きたい!それなら傾聴力について知ろう

傾聴力




傾聴力が秀でている人とは

傾聴力に優れている人は、話の最中に相手の顔や表情をきちんと見ている人です。携帯など操作しながら話を聞いても相手は本心を話したい、もっと話をしたいという気持ちが湧いてきません。
また、話の最中に相手の話をさえぎり、自分の意見や言いたいことを言ってしまうのは傾聴力が高めとはいえません。途中で話したいことが出てきても、相手の話を聞き終えてから話すことが大切です。
相手に対して話を聞いているということを態度で示すことも重要です。相槌を打ったり、うなずいたりして話に興味があることを伝えることが必要です。また、コミュニケーションには、笑顔は不可欠です。相手への安心感にもつながります。無表情や不機嫌な顔つきは相手の話したい気持ちを失わせることになります。相手が話しやすい状況をつくることができる人は傾聴力に秀でているといえるでしょう。
話を聴くということは、心にゆとりがないとできません。傾聴力が秀でている人は、自分自身が充実していて心に落ち着きがある人です。自分の心がイライラしたり焦っていたりすると話を聴くことがおろそかになってしまいます。

傾聴力を磨くトレーニングをご紹介

傾聴力を磨くための態度や姿勢についてお伝えします。
傾聴を行う際には、相手に対して話に興味を持っていて真剣に聞いていることを態度や姿勢で示すことが大切です。聞いているふりや不自然な態度は相手が警戒心を抱いてしまうので、相手が話しやすいリラックスできる状態を作ることが必要になります。日頃から、人と話をする時には相手の顔や表情をよく観察し、笑顔で相手を受け入れる態度を心がけるようにしましょう。
傾聴を行ううえでの相手との距離間も大切です。人には他人に近づかれると不快に感じる範囲があります。相手の表情や様子を汲み取りながら距離間をとるようにしましょう。
話し相手の話すペースに同調しながら自分も話をすると、相手との間に一体感が生まれ話しやすい状況になります。話すスピードやテンポ、声の調子や呼吸を確認しながら話を聴くことを心がけてみるとよいかもしれません。しかし、何でも相手と同じように繰り返すことは逆効果です。たとえば、相手の言ったことにオウム返しのように同じことを言い返すのではなく、相手の言ったことに対する要約や抜粋で、相手に話を理解していることを伝えることが相手に対して話をしっかり聞いていることを示すには効果的です。

傾聴力を身に付けて仕事に活かそう

傾聴力とは、いきなり身に付くものではありません。日頃から人の話を聴く際には、相手の気持ちに寄り添い、相手に共感する気持ちで聴くことを心がける必要があります。傾聴力が高まることで、良好な信頼関係が構築され、コミュニケーションもスムーズに行うことができるようになります。ビジネス面においても、交渉力や営業力の向上につながることは間違いないでしょう。また、様々な立場の人と接する機会の多い人事や管理職においても必要なスキルといえます。若手や中堅層の人材は、上司から受け止められていると感じると仕事へのモチベーションが高まります。傾聴力は、円滑な仕事の遂行とプロジェクトの成功には非常に重要な能力として重要視されています。

 




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RUN-WAY編集部

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