実際に裁判になった!社内セクハラの判例を紹介

セクハラの判例




実際に肉体関係を迫ったケースも多々ある!

酒に酔ってでは済まない!慰謝料50万円

事件
輸入自動車販売店の新規開店研修期間中、宿泊先ホテルで店長が酒に酔い、すでに先に就寝している女性社員の部屋に押し入り、ベッドに入ると無理矢理胸を触った。女性社員はそれに気づき、部屋の外へ逃げた。

女性は弁護士を立て、店長を訴えました。もちろん女性には非がないことが認められ、過失は店長のみ。店長は慰謝料として50万円、および弁護士費用10万円を支払うことになりました。

度重なる性的要求に夫と共に会社を訴え!慰謝料200万円

事件
食品会社の女性社員は、ブロック長からの性交渉を求められ、あまりに度重なる要求に一度は同意し性交渉を持った。その後もブロック長は執拗にホテルに誘う、自分の下半身を露出して見せる、逃げる被害女性に抱きつき押し倒すなどして性的嫌がらせを行った。
女性は夫に相談、その夫が会社に対し、損害賠償請求を行った。

一審では、一度合意しての性交渉を行ったという事で、夫の請求は棄却されましたが、二審では夫側の請求が認められ、会社とブロック長は女性に対する慰謝料200万円の請求がされました。

まとめ

このように、いくつものケースでセクハラ被害にあった女性が裁判を起こしているんです。もしあなたが悩んでいて、どうしたらいいかわからないと思っていたら、一度法テラスなどの無料相談窓口に行ってみるのもいいかもしれません。
もしかしたら、救済の光が見えるかもしれませんよ。




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RUN-WAY編集部

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