採用に関わった人たちの活躍がやりがい。未経験から飛び込んだ、人事にかける思い 【株式会社ノースサンド人事/大塚葵さん】

大塚葵




今回のインタビューは、株式会社ノースサンドで人事として働く大塚葵さんです。

新卒後は美容業界で働いていた大塚さんが、全くの未経験である人事の仕事にキャリアチェンジした理由や、人事にかける思いについてお話を聞かせていただきました。

ミスマッチはなくせるはず!未経験から人事へチャレンジ

大塚葵

以前は新卒から美容業界で働いていました。そこでキャリアを積んで店長となり、人材育成や教育を担当していました。店長として後輩を指導していくうちに、そもそも会社と採用者のミスマッチが多いなと感じることが多くなっていきました。
離職率もすごく高かったですし、後輩に退職の理由を聞いても、会社の中でフォローが出来る状況ではないような理由のものがすごく多かった。どうしてこのようなミスマッチが起こるのだろう?と疑問に思い、その根本的な問題を解決していきたいと考えるようになりました。

また、キャリアとしては店長より上の役職もありましたが、このまま美容業界でずっと働くというよりは、20代のうちにバックオフィスの経験をしてみたいと思うようになりました。自分の女性としてのキャリアを考えた時、結婚や出産のタイミングで、キャリアチェンジをしたくなる時が来たときのために、視野を広げておきたかったので。なにより、新卒からずっと美容業界で働いていて、責任のある様々な仕事を経験したことで、自分のなかで達成感がありました。27歳で転職しましたが、30歳手前、新しいキャリアをスタートさせるのは、今が最後のチャンスかもしれない!と思って、未経験から人事として挑戦することを決意しました。

大切なのはポジティブ思考で何事も楽しむ力

転職することに不安は全くなかったです。むしろ、新しいことにチャレンジできるワクワク感のほうが強かった。前職では、自分がやりたいことを満足いくまでやり切ったと思うから、キャリアチェンジに対して前向きな気持ちでした。面接には迷いや不安は一切なく、自信満々で挑みましたね。そのくらい、今までのキャリアに対して自信を持っていました。

私、死ぬほどポジティブなんです。「とにかく何事も楽しく!」がモットー。物事をすべてプラスに考えてコントロールしていけば、基本的には何でも楽しいと思えちゃう。例えば「忙しい」と感じることも、その「忙しい状況」を楽しむことが大事。楽しく変換する力って、すごく大切だと思いますね。

ノースサンドに出会って見つけた自分の居場所

大塚葵

キャリアチェンジを決意してからは、挑戦したかった人事の仕事を中心に転職活動を行いました。ノースサンドの一次面接では、人事部の上司である佐々木(写真左)が面接を担当してくれたのですが、その時にビビッと来たんです。私にとって、どのような人が上司になるかってすごく重要で、「上司が良い人だから頑張ろう」っていう部分が大きなモチベーションになります。なので、「一緒に働きたい!」と思える人について行こうと決めていました。佐々木の話を聞いていると、「忙しいけれど、すごく楽しい!」というのが心底伝わってきて、それに楽しいだけではなく、仕事に対する本気度が面接の中でも感じられたので、「絶対この会社で一緒に働きたい!」と思いました。

ノースサンドの社員は、本当に仲が良いです。社員皆が明るくて元気で優しくて、想像以上に本当に人が良かった。全員がメリハリを持って仕事をしているし、嫌々仕事をしている人や文句を言う人は全いません。特に人事部は少数精鋭なので、少しでも気になったことがあれば、上司に相談に乗ってもらいます。また、納得いかないことは納得いくまで教えてもらえますし、もちろん間違いもしっかり指摘してもらえる。会社だけの関係ではなく、何でも言える家族のような関係です。

採用は生もの。だからこそやりがいがある

大塚葵

今は新卒採用担当として、多くの学生と関わっています。19卒は10名採用し、その全てに関わりました。新卒の面接では、マインド面をメインで見ていますね。理念や考え方にマッチするかどうかをしっかりジャッジして、学生に質問するだけではなく、対話ベースで面接をしています。形式的に行うと相手の本質が見えないことがあるので、「なぜ?」と思うところを深掘りしていき、面接者の本質がポジティブな考え方かどうか見ています。

面接は今でも難しいなと感じます。ある意味、合格でも不合格でも、面接者の人生に関わることになるので、ジャッジは慎重に行っています。だからこそ面接では、「自分は面接官だ」という自信をもって、挑むようにしていますね。自信のなさは相手にも伝わりますし、面接官の受け答えの仕方で、会社に対する感じ方って良いようにも悪いようにも変化するもの。そういった部分で、採用は生ものだと思っています。非常に責任が大きい仕事だからこそ、すごくやりがいを感じます。

採用に関わった人たちの活躍が楽しみ

大塚葵

20卒は17名の内定承諾をいただいていて、21卒は内定20名を目標として現在計画を立てているところです。採用に関わった新卒の活躍が楽しみで、正直自分のキャリアを上げたいとかは、今はあまり考えていません。それよりも、自分が採用に関わって入社してくれた人たちが、例えば5年後とか10年後にノースサンドの幹部になっていて、会社を引っ張っている存在になってくれていたら嬉しいです。そういう人を採用でとりたいなというのが、一番のモチベーションです。採用に関わった人たちが活躍してくれる、それが自分のキャリアの、人事としての成功だと思っています。縁の下の力持ちのような、目立たないけれど会社にとってかけがえのない存在で、ずっと裏方で忙しくしていたいなと思います。

【プロフィール】

大塚葵

株式会社ノースサンド 人事部
現在28歳、東京都出身。新卒で美容業界に就職し、2017年12月にノースサンド入社。

人事部の新卒採用担当として、採用戦略の立案から面接対応、入社後のフォローまで、幅広い業務に従事している。

株式会社ノースサンド:https://northsand.co.jp/index.html




RUN-WAY編集部

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