人というキャンバスに描く仕事!そのために生きる人生の素晴らしさ【ヘアメイクアーティスト/石田弥仙さん】

石田弥仙




フリーランスでのヘアメイクの他、自身もモデル・ダンサーとして活動する石田弥仙さん。
ならでは、軽快なトークと思いきや、深いお話がたくさん!
ヘアメイクアーティストを目指す方はもちろん、すべての女性に響く言葉を聞くことができました。

石田さんがヘアメイクアーティストを目指したきっかけは?

進路は高校3年の夏に慌てて決めたのですけど……(笑)。
昔から絵画、文化、芸術の分野に興味がありましたね。ランウェイやファッションも好きだし、22歳からクラシックバレエも始めました。
ヘアメイクはアートという感覚に近いかな、「人間」というキャンバスに描くイメージ。つまり人が好きなんですよ!
専門学校を卒業してからは美容院で働いたり、弟子入りしたりするのが普通だと思いますが、僕は在学中から営業して回ってどんどん仕事を探していました。その頃の動き方や出逢いと言う物が今でも活かされていますし、僕の基盤です。

不規則で大変な仕事だと思いますが、失敗談はありますか?

石田弥仙

不規則なのは自分に合っているから平気ですね。ただ風邪と急性胃腸炎だけはならないようにメッチャ気を付けてやっています。
ビッグなタレントさんやミュージシャンが多いですし、僕の技術を気に入って貰い、信頼を下さるので、代わりが居ない仕事なのですよ。だから這ってでも行くし、たとえ39度の熱が有っても、無い振りして働きます。
そういう体調管理で失敗したことはないですけど、ブラシを忘れたことはある!手で塗るのがトレンドなんですよ~とかごまかしたりして(笑)。

この仕事のやりがいは何ですか?

CMや広告、つまり企業のライフラインであり、人の目に触れるものに携わる責任感ですかね。すごく緊張するけど、誉れだなと思います。
アーティストやダンサーにメイクするときは、まるでその人の一部になるような……憑依する感じで、一緒に舞台を作り上げられるのが嬉しいです。同じ衣装でも今日はライティングが違うからこうしよう、と考えヘアメイクを手掛けたり。
あとはいろいろな人と知り合えたり、いろいろな場所に行けたり、色々な洋服を触れられたりすること。どの現場に行っても、本当に毎回新鮮な気持ちです。




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RUN-WAY編集部

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