挑戦する人にはさらにキラキラ輝いてほしいから、全力でサポートします!【みらいワークス広報/石井まゆみさん】

石井まゆみ




今回のインタビューは、フリーランスで働く人を支援する株式会社みらいワークスの広報、石井まゆみさんです。

新卒から経て5社目となる、みらいワークスへの転職を決めた理由や、仕事のやりがいなどについてお話しいただきました。

平均月収100万円以上のプロフェッショナルな人材に特化

みらいワークスは、フリーランスのプロフェッショナル人材のマッチングサービスや転職支援をしている会社です。コンサルティングや企画・マネージメント専門領域のお仕事で、月に平均100万円以上を稼ぐようなプロフェッショナルな人材に特化しているところと、独立から起業、転職まで一気通貫でやっているところが弊社の特徴ですね。

昨年の12月19日に上場したところ、知名度が上がってホームページに来てくれる人が増えましたし、採用力も上がりました。クライアントからの信頼度も上がり、上場したことで登録してくれる人も出てきました。

私は広報として、みらいワークスの情報をお伝えするためにプレスリリースを配信したり、記者さんと直接お会いしてお話したり、フリーランスの方向けのイベントを開催したり、ホームページ全体のブランティング等をしています。うちの会社の商品はご登録のプロ人材の方なので、登録者の方とお話したり、営業からヒアリングしながら、メディアやホームページなどを通じて世の中に情報を発信しています。

初めての広報 会社を知るためにやった毎日の努力とは・・・!

石井まゆみ

「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」というのが会社の経営理念なのですが、私は頑張っている人が好きなので、挑戦する人を応援するという会社の姿勢にとても共感し、やりがいを感じています。広報として間接的にですが、ご登録者の方が仕事をしやすい環境を整えたり、もっとキラキラ輝けるようにサポートできることが喜びですね。

広報はこの会社が初めてでしたし、私が入るまでは広報専任の人もいなかったので、ベテラン広報の方や記者さんに会って話を聞いたり、とにかく外部の勉強会に参加したり、いろんな人に会って手探りでやってきました。同時に、まずはうちのビジネスを知らないと広報できないと思い、営業の人たちが1日何百件とやり取りしているメールを毎日全部見るところから始めましたね。1年半ぐらい続けましたが、知らないことを知りたいという気持ちが強かったので、そんなに大変とは思わなかったです。

先日、みらいワークスが協賛している政府のイベントがあって、協賛企業として賞をあげることになっていました。賞品を何にするかとなった時に、私たちはご登録者の方がビジネスとして販売されている日本の伝統文化の酒器をセレクトし、買わせて頂いて賞としてお渡ししたんです。登録者がやっていることを応援したいな、と思って選んだのですが、少しでも貢献できていたら、嬉しいです。

JALからベンチャーへの転職を決めた理由

中学の時、歳を重ねても美しいオードリー・ヘップバーンがすごく好きだったんです。彼女がユニセフでボランティアをしていたことを知って、女性の美しさは、見た目だけじゃなくて、他人のために行動できるような、内面からにじみ出るものがあるから美しいんだろうな、と中学生なりに感じたんですね。それで、80歳になっても内からにじみ出る美しさのオーラがある人になりたいなと思い、ユニセフに関わりたくて国際機関で活躍している人が多い津田塾大学の国際関係学科に進みました。

大学に入ったらテニスとお酒、みたいな生活でしたが(笑)、テニスサークルの活動費用を貯めるために、着物を着て懐石料理のお店で接客のバイトをしていたんです。そこで接客の楽しさに気づき、卒業後はJALの予約センターと羽田空港で、電話と対面、両方の接客をし、とことんやり切りました。お客様のニーズを先回りして汲み取るのが一流のサービスだと思うんですが、8年間でどんなお客様にも対応できるようになれたんです。

プロになれた、と思ったころ、サークルの先輩経由でヘッドハンティングされて、イギリスのコンシェルジュサービスを提供する会社の日本支社立ち上げメンバーとして転職し、クレジットカードの中でもブラックカードのコンシェルジュデスクを立ち上げました。JALは好きな会社だったし、親にも大反対されて迷いましたが、自分の人生ですし、人生は一度きりですし、JALでやり切った思いが強く、知らない世界を見てみたい、という気持ちで転職を決めました。

代表との最初の出会いは、ゴルフコンペ

石井まゆみ

最初はイギリス本社のサービスを日本版に落とし込むという作業やチームマネジメントを担当し、1年後にお客様相談室のマネージャになりました。お客様の苦情は宝だと思っているので、いいサービスを提供するための改善ポイントが聞けるのってすごく大きいと思い、空いたポジションに手を挙げたんです。無理難題を言われたり理不尽なこともありましたが、互いの立場や文化が違っても相手の立場に立って物事を考え、相手を受け入れる力を身につけることができたのは大きな経験だったと思っています。

2年半で苦情を10分の1に減らすことができ、再びやり切った感を感じていたところで、エージェントの人に紹介されて、まったく違った業界で働いてみたいと思い、アクセンチュアのアウトソーシングの部署に入り、1年半勤務しました。その後、コンサルティング会社のKPMGで半年間、人事としてマッチング業務を担当しました。

弊社の岡本祥治代表とはゴルフコンペが最初の出会いです。その時は名刺も交換しなかったのですが、後日Facebookを通して会社の情報を知り、「面白そうな会社をやってる」と思い、私からメッセージをしました。入社を決めたのは、私が好きな“人”に関わるビジネスだったことや、2社目のベンチャーで新しいものを作り上げる楽しさを味わっていたこともあります。でも、最終的には経営理念に惹かれたのが一番大きかったです。

フリーランスの人には、本来の業務に集中してほしいから

これからは、広報としてもっとみらいワークスという名前を世の中に広め、「みらいワークス=フリーランスのためのプロフェッショナル人材の会社」と知ってもらえるように頑張りたいと思っています。

知名度が上がることで、人材不足でお困りのクライアント様からお仕事をいただける機会が増えるのと、フリーランスの中でもコンサルタントは、仕事をしながら営業して次の仕事を取るのがとても大変だと思うので、そこを弊社が代わって営業することで、本来のコンサル業務に集中できる環境を作っていきたいなと思っています。

プライベートでは、結婚して子どもを産みたい、という思いがありますね。子どもの成長を見ながら、自分も常に成長し続けたいです。

やり残しがなければ、怖がらずに進もう!

石井まゆみ

1回目の転職の時は、私も確かに「怖いな」という思いもありました。新しいことをやるのは体力も精神力もいりますが、転職した後はすごくハッピーですし、さらに自分が成長できるので、怖がらずに進んでほしいと思います。転職すると自分のスキルがプラスされますし、視野も広がりますから。

もしも、今の会社でやり残したことがあるのなら、頑張ってやり切ってから転職する方がいいと思いますが、新しいことがしたかったり、外に出た方がやりたいことができると思うなら、迷わず転職した方がいいと思います。

<プロフィール>

石井まゆみ

株式会社みらいワークス広報。津田塾大学卒業後、JALに入社。イギリスのコンシェルジュサービス会社などを経て、現職。趣味はゴルフ、ヨガ、生け花。「師範の資格も持っているので、日本の良さを知ってもらうために、パラレルワークで子どもや外国の方、経営者などに生け花を教えたいなと思っています。枝の切る場所によって美しさが違ったり、切ると元に戻せないから、経営に通じるところもあると思っているんです」

みらいワークス https://mirai-works.co.jp




この記事に関するキーワード

RUN-WAY編集部

RUN-WAYは、「自分らしくHappyに働きたい」と願う、全ての女性をサポートするためのメディアです。
  働く女性の困ったを解決し、理想のキャリアに一歩近づくための情報をお届けします。