回り道をすることで見えてきたものがある ネイルサロン経営者が語る、回り道人生のすすめ【ネイルサロン経営者/Junkoさん】

Junko




ネイリストで海外進出

スクールで、ネイリストの資格を取得後、系列のネイルサロンで3年働き、一番下のクラスからリーダークラスまでひととおり技術を学びました。厳しい会社だったので、忍耐力はつきましたね(笑)

その後、一通り技術を学び経験を積んだことで、視線が海外に向かいました。ネイルに出会った高校生のころの印象があったのかもしれません。

世界中の人と英語でコミュニケーションをとりながら、仕事がしたいという思いで、ワーキングホリデーを活用し、オーストラリアへ行くことにしました。ネイルの技術は、日本の方が高いので重宝されましたね。ビザの関係で、日本と現地を行ったり来たりの生活を、4年間ほど過ごしました。

“オクシブ”を選んだ理由

Junko

30歳になりそろそろ落ち着こうかと思い、帰国して、現在の場所にネイルサロンを出店しました。開業したのは、会社勤めのままだと、ルールに縛られて本当にお客様のニーズにあった施術ができないと思ったから。

“オクシブ”を選んだ理由は、自分なりの経営戦略なんです。周辺の渋谷や恵比寿だと、客単価が低くないと人が集まらないので、どうしても回転率を高めないといけないですよね。そうすると、お客様ひとりひとりと深い関係を築くことができなくなります。

でも、閑静なこのエリアの住民は、深い人間関係を求めて施術に来ることが多いので、人を雇わずひとりでサロンを経営するなら最適な場所だと思いました。

実際、現在、多くのお客様がリピート顧客で、親子三代で通っていただいているお客様もいるんです。

将来の夢は

ネイルサロンを5年間経営してきて、つくづく、ネイルの技術とともに、経営の能力が必要だと考えさせられました。

今後は、特定の人と深い関係を築くことができるネイルサロンを少しずつ増やしていき、人も雇って、本当の意味での経営者になりたいと思っています。自分以外のスタッフが入ったとしても、信頼されるサロンを目指しています。いつかは海外にお店を出せたら、という思いもあります。

若い読者へのアドバイスを

Junko

若いうちはどうしても、自分が見た世界がすべてだと思ってしまいがちです。特に仕事に関しては、自分が直接、経験したものしか、世界にはないような気がして(笑)

私からアドバイスができるとしたら、若いうちは、いろいろな人に出会うことが大事だということですね。回り道をしてもいいから、狭い世界を飛び出すことで、いろいろな世界に、いろいろな人がいて、いろいろな仕事があるということを知ってもらいたいですね。

 

LUA nail and beauty代々木富ヶ谷ネイルサロンのブログ – アメーバブログ

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RUN-WAY編集部

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