世界一謎があるテーマパークで、仮想の世界からリアルの世界を変える!【東京ミステリーサーカス総支配人/きださおりさん】

きださおり




12月に新宿・歌舞伎町にオープンする「東京ミステリーサーカス」。謎解きを通じて物語を体験する「リアル脱出ゲーム」をはじめ、“謎”に満ちたさまざまな体験型ゲーム・イベントが集うこのテーマパークで、総支配人を務めるのが、きださおりさんです。

株式会社SCRAPで、数々の人気リアル脱出ゲームを世に送り出したコンテンツディレクターとしても活躍。どんな狙いで仮想の世界を作り上げているのか、企画やイベントに込めた思いを聞きました。

頑張らないと先に進めないし、謎も解けない!

きださおり

リアル脱出ゲームには、日常と非日常が混ざり合った世界の中で、自分で切り開くべき物語があるという良さがあります。例えば、ドラゴンボールで悟空が元気玉を集めて、集めて、そして放つ時って、人望とかパワーが必要だと思うんですよね。日常の生活だけでは、そのような体験をすることはなかなか難しいかもしれませんが、私たちがこれまでに作ってきたリアル脱出ゲームやナゾトキ街歩きゲームは、その集めて放つ体験を、悟空じゃなくて、あなたにしてもらおうというもの。自分が物語の主人公で、頑張らないと先に進まない。つまり、リアル脱出ゲームは見ているだけじゃなくて自分で頑張ったり謎を解いたりしてもらおう、というイベントです。

見ているだけの映画や物語よりも感情移入度が高いというか、自分の中にグッと入り込んできたりします。なので、ディレクターとしてコンテンツを作るときには必ず、プレイをした後にプレイヤーの人生に残るようなテーマを掲げて作るようにしています。

1回作ると数万人のお客さんが遊びに来てくれるんですけど、「人生変わりました」というような深い感想を頂いた時には、自分の気持ちが届いたんだな、というのがわかって嬉しいですね。開催日が決まっているのに突破できるアイデアが出てこないときは大変ですが、いろんな方向からトライして、最終的には自信を持って「面白い!」と言える公演を世の中に出すようにしています。




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  • RUN-WAY編集部

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