社内セクハラでも慰謝料請求は可能?採れる慰謝料の相場とは

セクハラ慰謝料

労働問題の中でもたびたび話を聞くセクハラ問題。セクハラに悩んでいる女性は、なんとかして解決したいと思いますよね。ひどくなったら、セクハラに対して慰謝料の請求をしたいと考えることもありませんか。今回は、セクハラの慰謝料請求を考えている方に向け、様々な疑問について解説していきます。

証拠を残せる「セクハラ」の定義とは?

法的には、男女雇用機会均等法には、下記のようにセクハラの定義が決められています。

  1. 職場において行われる性的な言動に対する労働者の対応により、当該労働者がその労働条件につき不利益を受けること
  2. 性的な言動により当該労働者の就業環境が害されること

簡単に言えば、「職場内で、性的な言動に対して、拒否するなどの対応によって降格されるなどの不利益を受ける、うつ病などになってしまう」ことがセクハラの定義なのです。ただ触られたりするだけではだめなんですね。

職場内セクハラで慰謝料請求は可能なのか?

セクハラに悩んでいる方の対処の一つとして、慰謝料請求があります。慰謝料と言うと浮気や不倫などがパッと思い浮かぶと思いますが、セクハラでも慰謝料請求は可能です。
しかも請求先として加害者本人のみならず、会社にも請求ができ、両方から慰謝料を取ることができるケースが多くなっています。しかし、訴えれば簡単に慰謝料が請求できるわけではありません。

セクハラで慰謝料請求をした場合、慰謝料の相場はどれくらい?

セクハラで退職にまでは至らなかったら

セクハラが原因でその職場を辞める事態にまで至らなければ、慰謝料も低めになります。精神的苦痛や社会的評価の低下などでもちろんいくらかは取ることができます。過去の裁判の判例を見てみると、おおよそ50~100万円の慰謝料が認められることが多いようです。

セクハラによって退職させられたら

セクハラが原因で退職に至ったような場合、慰謝料も当然高くなります。相場としては、退職に至らなかった場合の3倍程度、具体的には100~300万円程度になってきます。これは、退職に至ったことにより、精神的苦痛などに加えて、逸失利益(セクハラがなければ仕事を続けることができ、引き続き給料をもらえたであろう差額分。セクハラだけではなく交通事故にもこれが良く認められます)が認められることも多いため。訴えない手はありません。

それ以外にも慰謝料を取れる場合が!

たとえば、強制わいせつや強姦などの刑事事件にも該当するようなケース1,000万円を超える慰謝料請求がされたことも実例としてありますし、立場の差によっても金額が変わります。例えば課長からセクハラされることと、会社役員からセクハラされることでは、後者のほうが社内での立場も強いため、慰謝料も高額になりやすくなります。

まとめ

いかがでしょうか。泣き寝入りすることはないよう、しっかり証拠は固めておきましょう。慰謝料請求を可能するためにも「証拠」となるメール、LINEなどの内容、録音テープ、第三者の証言、医師の診断書などは押さえておきましょう。社内で味方を作っていくことも大切ですよ!



セクハラ慰謝料