逆質問対策マニュアル!
逆質問は面接前に準備すべし
面接対策だけにいそしんでいて、逆質問を想定できていない人も多く見られます。そんな人は大概、「逆質問は来ないかもしれないし」「面接中に考えればいいや」という考えを持っていますが、これはよくありません。
面接中というのは、あなたの思うようにテンプレートな質問だけが来るとは限りません。想定外の質問が来る可能性も大いにあります。そんな時、あなたの心の中に逆質問を考える余裕はあるでしょうか。
最後の一歩となるべき逆質問は、普通の面接対策と同じくらい、事前準備が大切なのです。
質問は複数考えておこう
面接では、個人面接以外にもグループ面接というものもあり、自分が考えてきた質問がほかの面接者によって先に言われてしまったり、想定していた質問が面接中に答えられてしまったり、予想外のことは起きるものです。一つ準備しておけばいいだろうと思わず、随時、臨機応変に質問を変えられるよう、複数の質問を準備しておきましょう。
いくつか質問できるよう時間配分を考えよう
逆質問で面接の最後に自己PRしようと気負うと、できる質問もできなくなってしまいます。質問時間は普通の面接の時間よりもいくらかはフランクな空気で進みます。一つの質問だけだと、さくっと終わってしまい、面接官に印象を残すことはできません。
無理に「自己PRしよう」と思わないようにしながら、面接時間の許す限り、準備してきた中からいくつか質問するようにしましょう。ただ、質問攻めにしてしまうのは悪印象です。多くとも3つくらいにとどめておいて、一つ一つの質問にたくさんの時間を割きすぎるのは控えるようにしましょう。
意欲・志望度を伝えられるような質問がGOOD!
質問の内容は、給与や待遇、福祉などにあまり深く突っ込んだものでない方がベター。
転職面接であれば、「同年代で活躍している人がいれば、その方の仕事内容を教えていただけますか」という質問などで、自分もいずれ活躍したいという意欲を示すことができますし、未経験職種であれば「入社までに勉強しておく事があれば教えてください」という質問も、やる気を示すことにもつながります。
ポイントはあくまで「面接先の企業で行われている具体的な仕事の中身を知る」ということ。これは、面接に好印象なだけではなく、あなたにとってもメリットがあります。企業の内情を知ることで、あなたがそこへ入社するか否かの意思を確認することもできるのです。
「前向きに取り組みたい」という意思は、マイナスには絶対になりません。
まとめ
逆質問のマニュアルはいかがでしたか? 逆質問にはテンプレートがありませんので、企業に合わせた質問を準備しておくのが「最後の関門」突破の秘訣。逆質問を攻略し、面接をクリアできるよう、ぜひ参考にしてみてください!