女性の部下を叱るときに気をつけるべき注意点3つ

女性の部下を叱るとき




部下を叱る、というのは、上司にとって大きな責任が伴います。叱り方一つで、嫌われたり、泣かれてしまったり、ひどい時は辞められてしまう可能性すら孕んでいます。

特に繊細な女性相手には、どうしても気を揉むものですよね。そこで今回は、女性の部下を叱るときの注意点3つについて見ていこうと思います。

 

注意点その1   怒鳴ったり、感情に任せて叱らない

これは対女性だけではありませんが、叱られる側に対して怒りをぶつけてしまうのはなるべく控えた方が良いでしょう。

たとえあなたが言っていることが間違っていなかったとしても、酷い言葉を投げつけたり、口汚く罵ったりしてしまうと、その内容如何よりも「怒鳴られた」「なじられた」という気持ちの方が勝ってしまい、結局は相手に届かず、反省もされません。

 

注意点その2  叱る時、否定的な言葉を多用しない

女性は、ネガティブな言葉に対して過敏に反応してしまいます。男性であれば気にしないような言葉にも、女性は感情を揺さぶられ、落ち込み、仕事の能率が下がってしまうのです。

これだけ聞くと「女性は面倒だな」と思ってしまうかもしれませんが、それは実は違います。叱り方さえしっかりしていれば、女性も、男性だって、伸び代がたくさんあるのです。

叱る時は、できるだけポジティブな言葉を使うようにします。たとえば「どうしてこれができないんだ!」と叱るのではなく、「できなかったのはなにか不明点があったのかな? わからないところがあったら聞いてね」と言ってみて下さい。そうすると、頭ごなしに叱りつけるより、ずっと効果があるはずです。

 

注意点その3  叱る原因を明確にする

女性は感情的に叱っても響かないというのはその1でお話しましたが、男性のように根性や気合いでなんとかしようとしても、絶対になんととなりません。男性だって、本当は何とかなっていないかもしれないけれど、耐える力があるだけなのです。

人を叱る時は、必ず原因を明確にしましょう。何が悪かったのか、どれが失敗だったのか、どうして叱られているのか分かれば、相手もそれを理解し、その後の行動にも反映されるはずです。

 

まとめ

いかがでしたか? イライラしたからと言って、意味もなく怒ったりしてはもちろんいけません。上記のことを気にしながら、部下にミスがあったら叱ってみて下さい。

女性だけではなく、男性にも有効な3つの注意点。ぜひ使いこなして、叱れる上司になって下さいね。

 




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  • RUN-WAY編集部

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