出世していい?悪い?出世にはメリットとデメリットがある!

出世




せっかく会社員として長年勤務しているのなら、出世してキャリアアップを狙ったり、お給料アップを望むのも当然です。それとは逆に、責任を負うのが面倒だったり、今の地位に満足していたりして特に出世自体を望まない人もいます。

はたして、「出世する」「出世しない」、どちらが正しいのでしょうか?

今回はそんな疑問にお答えするため、出世のメリットとデメリットについてお話していこうと思います。

「出世したい」ひとはどんな考え?

出世を望んでいる人に共通している考えは、「仕事に対してやりがいを感じている」ことと、「さらに上へと登っていき、よりキャリアアップをしたい」と思っていることの2つのようです。

確かに、上の立場になればなるほど、自分の意見は通りやすくなりますし、お給料も高くなっていきます。それにプラスして、会社へ貢献したいという思いが強い人も多いよう。

さらに今後転職をする可能性があれば、前の仕事では管理職をやっていた、という箔もつきます。

「出世したくない」ひとはどんな考え?

こちらの考えを持っている人は、基本的に「現状維持」を望んでいる人が目立ちます。「小さな子供がいて、出世してしまって忙しくなると家にいる時間が減るから嫌だ」、という人や、「そもそも上に行く気がなく、今の立場が楽」という人もいます。

また、「もともとリーダーシップがないので、上に立つのは困る」という『縁の下の力持ちタイプ』もいるよう。

給料は安くてもいいから、忙しくない方がいい、楽な仕事の方がいいと思っている人は、出世欲も比例してないようです。

実際に聞いた!出世のメリット・デメリット

出世するメリットは「ステータス」

実際に、友人にインタビューしてみました。出世をすると、一般的には給料が上がったりすることをメリットと思いがちですが、実は別の利点があるんだとか。

彼は東北の飲食店勤務で3年目。駅の土産物屋で働いていますが、去年出世して「店長」になったんだとか。土産物屋は、よく都心で行われる「物産展」に出店しています。そこで、他の店舗の人と名刺交換をする機会が毎回あるんだそうです。

今までは名刺に役職が付いていなかったのが、「店長」という『ステータス』が付いた途端、周囲からの信頼度がぐっと上がったそうなのです。

肩書が付くことによって、対外的な信用度の上昇は本当に目に見えるもの。また、任せてもらえる仕事が増え、スキルアップにもつながるんだそうです。

営業職や接客業の人で、対外的に人に合う仕事の場合は、出世しておくと「信頼度」というメリットがあるようです。

出世するデメリットは「責任の重み」

出世の最も大きなデメリットは、やはり「責任の重み」でしょう。

今までは、自分が失敗したとしても上司が謝ってくれました。それが、いざ自分が上司になってみたらどうでしょう。部下の失敗の穴埋めは自分がしなくてはなりませんし、上司として謝らなくてはなりません。それに追われて自分の仕事がおろそかになってしまえば、あなたより上の人に叱られます。そしてそれをかばってくれる人はいないのです。

給与・信頼度の上昇とともについてくるのは、こういった、肩にのしかかる「責任」という重りなのかもしれません。

まとめ

今回は出世についてフォーカスを当てて話してきましたが、いかがでしたか?

出世したいと思う人も、思わない人も、両方間違ってはいません。ですが、最初から出世なんてしないぞと諦めてしまうのはもったいない!

自分の最終的なライフスタイルを見据え、どのような未来像になっているかを定めておけば、きっと「出世」という階段は、これからの仕事の目標ややりがいにも繋がってくることでしょう。




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RUN-WAY編集部

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