給与、受け取る金額に差があるってホント?手取りと額面の違いとは

手取りと額面の違い

月に一度の「お給料日」。それを楽しみに生きている人も少なくないのではないでしょうか。書く言う私もその一人です。最近では紙媒体ではなく、インターネットなどで給与明細を発行する企業も増えてきたんだとか。

貰った給与明細を見ると、全く何も差し引かれていない金額である「額面」と、もろもろが差し引かれた後の「手取り」という項目があります。額面上は高いのに、差し引かれた後の手取りが少なく、「意外に稼げてないな」と、なんだか損しているような気分になることもありますよね。

今回は、給与における手取りと額面の違いについて詳しく見ていこうと思います。

 

額面と手取りの基礎知識

「額面」はどんなお金を指すの?

いわゆる額面と呼ばれているお金は、正式名称を「額面給与」と言います。

簡単に言うと、定められている基本給と交通費、手当などを足した「稼いだお金の総額」のことです。

 

「手取り」とはどんなお金?

手取りというのは、「額面給与から税金・健康保険・年金・雇用保険などを差し引いた後のお金」のことです。つまり、私たちが手にできるお金のことを指しています。

一概にどれくらいのお金が手元に残るかは言えませんが、目安としては「額面の八割が手取り」と言えそうです。

 

額面を貰う方が得? 手取りを貰う方が得?

普通の会社に勤めている社会人であれば、基本的には手取り給与を貰うことがほとんどです。その理由は、会社が税務関係をすべて一手にやってくれているため。社会健康保険や、厚生年金は会社員でないと受けられない特権です。それをわざわざ、自分でやるからと額面でもらってしまうと、申請の手間が発生してしまいます。目先の額面の金額に惹かれてしまうと、結局損をする可能性も……。

額面通りに給与を貰うことが出来るのは、自営業やフリーランスの人たちです。会社によっては(個人経営の歯医者や病院など)、言えば自分でやってもいいよと言われる場合もあります。

自分の稼いだ金額が、稼いだだけ貰えますから、勝手に天引きされることはありませんから、パッと見、「お、結構稼いでるな」と思えますし、会社に交際費などを払わなくていい分、差し引きの手取りも多くなります。ですが、上記のように、会社が勝手に税金を天引きしてくれるということはありません。自分で計算し、毎月健康保険や年金、税金などを払わなければならないのが面倒な点。忘れて使いすぎてしまうと、未払いになってしまうこともありますから、しっかり金銭管理できる人が向いていると言えるでしょう。

最近では、フリーランス用の保険なども出てきているようなので、どうしても苦手だという人は、そちらの活用も検討してもいいかもしれませんね。

 

手取りと額面の違いは良しあしそれぞれ

いかがでしたか? 多く貰えそうな「額面」と、もろもろの手続きを代行してくれている「手取り」。どちらもメリットとデメリットがあるようですね。

貰う総額だけに注目するだけではなく、手取りでもらっている人は、「どんなお金がいくら引かれているのか」「本来はどれくらい稼げていたのか」を知ったり、額面でもらっている人は「今月はどんな出費があるのか」を把握したりしてみましょう。

そうすることによって、稼いだお金に対しての気持ちも変わってきそうだと思いませんか?

 

手取りと額面の違い