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チーズは太るって思っていませんか?【ワイン&フードスタイリスト/すどうみほこさん】

チーズ

ワイン&チーズセミナーの講師をすると、必ずといってよいほど受ける質問があります。それは、「チーズは太りますよね?」というもの。夏を迎えるこの時期、肌を露出する頻度も高くなるので、ダイエットしようかなーなどと考えるとなおさら、チーズは控えようかなあなんて思われるかもしれません。ダイエット中に摂りたくない栄養素のひとつといえば、なんといっても糖質。でも! 乳製品の中でも、チーズは糖質が少ないというこの事実、あまり知られていないようです。チーズによってグラム数当たりの糖質は変わりますが、以下にクリームチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノの場合を示します。牛乳と比べてみても圧倒的にチーズは糖質が少ない食品であることがわかります。もちろん、たくさん食べ過ぎてはいけないけれど、「チーズは太る」は、イメージによるところが大きそうです。

クリームチーズ15g中、糖質0.3g

パルミジャーノ・レッジャーノ6g(大さじ1)中、糖質0.1g

牛乳1カップ(210g)中、糖質10.1g

チーズ

 

健康にそして美肌にもチーズは◎

さて、今から約四半世紀前、某チーズスクールに通っていたときの話を。70代の先生で、いつお会いしても元気。お肌ツルツルという方がいました。あるとき、その秘訣をうかがったところ「もちろん、チーズ。毎日2切れ欠かさず食べてるよ。健康によいし、肌の調子もよくなるよ」と話してくださいました。そう、チーズは栄養価も高くバランスが取れた健康と美に欠かせない食品と言えます。必須栄養素たんぱく質をはじめ、脂肪、カルシウム、ビタミンA、B群などを含む本当に優れものなんです。食物繊維として、野菜、フルーツを添えて食べれば素晴らしい栄養食品ということに。なにより、糖質が少ないのが嬉しいのです。

チーズ

 

女性の味方! 吸収率のよいカルシウム摂取ができる

女性は悲しいかな、加齢するにつれて、骨質が劣化しいわゆる骨がスカスカになると言われる「骨粗しょう症」になる率があがります。でも、チーズは吸収率のよいカルシウムが摂取できることでも知られています。厚生労働省は、成人女性1日当たりのカルシウムの推奨量を650mgとしていますが、ほとんどの日本人がこれを満たしていません。多くの方が1日あたり500mgに満たない摂取量のようです。切るサイズにもよりますが、例えばカマンベール2切れ(50g程度)でカルシウム200 mgくらい。つまり1日に必要なカルシウム量の3分の1弱を摂取できます。私は本当にチーズが好きで、3〜4切れはパクっと食べてしまいます。もちろん、チーズの種類により塩分のことは考えないといけませんが、小腹が空いたらチーズ1切れで満足させる、など取り入れ方次第でダイエットにも有効だと私は思っています。またの機会に、オススメのチーズもご紹介させていただきます。ではでは。

参考図書

  • 「糖質オフ」ごちそうごはん(アスペクト刊)
  •  日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要 (厚生労働省)
Profil

すどうみほこ
エッセイスト/ワイン&フードスタイリスト
1968年東京生まれ。夫、娘、小型犬とともに東京在住

青山学院大学社会学情報学部ヒューマンイノベーション科修了(修士)。
明治学院大学フランス文学科を卒業後、ワインメーカーに入社。その後、フリーランスとなりワイン・食に関する執筆、講師などをして活動している。
著作に「シャンパン&スパークリングワイン」(主婦の友社)、「フランスAOCワイン事典」(三省堂 共著)、「おいしいワインの基礎知識」(KKベストセラーズ)、寄稿に「Winart」(美術出版社)ほか。
ワインアドバイザー(社団法人日本ソムリエ協会)
シュヴァリエ(フランスチーズ鑑評騎士の会)
シュヴァリエ(シャンパーニュ騎士団)
インスタグラム:オススメレストランなど食情報を発信中!
https://www.instagram.com/dessinerlasaveur/

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