抗酸化作用・疲労回復・リラックス効果が期待できる？
昨今注目を浴びている「デトックスウォーター」。抗酸化作用がある、疲労回復の助けになる、リラックス効果が期待できると聞けばチェックしないわけにはいきません。かくいう私も、数年前からデトッスウォーター愛飲者です。果物、野菜、ハーブをミネラルウォーターに入れておけば出来る簡単な飲み物なので、不精の私でも作り続けることができるというわけです。身体の中の老廃物を排出するために、水を１日1.5リットル〜2リットル摂取するのがよいと言われ、モデルや女優の方が実践されていると聞きます。でも、毎日水を2リットル飲むことを修行のように感じてしまうこと、みなさんはありませんか？ 色、香り、味わいを楽しめるデトックスウォーターは無理なく飲めるのが魅力です。
カフェや屋外イベントでもデトックスウォーター
さて、このデトックスウォーターですが、カフェやイベントでも見かけることが増えてきました。
東急プラザ銀座にある「Me’s CAFE & KITCHEN at METoA Ginza」は、スーパーフードやオーガニックを中心とした食事を楽しめるオーストラリアカフェ&レストラン。ここでは、食事を頼むと無料でブルーベリー、ミント、レモンが入った水が出てきます。お代わりもできるので嬉しい限りです。
たまたま通りがかった池袋のフリーマケットイベントでは、フルーツ屋さんがベリー系、柑橘系の2種類を揃えて販売していました。
果物・野菜・ハーブの種類で効能が変わる
デトックスウォーターは中に入れる果物、野菜、ハーブの種類によって効能が変わります。例えば、レモンやキウイを入れてビタミンCを摂取したり、アントシアニンが豊富なブルーベリーを摂って、アンチエイジングや疲れ目対策に。そのほか、消化を助けるためにペパーミント、リラックスしたいときにスペアミントを入れるなど、その日の気分や身体が欲しているものを考えて選ぶといいですね。
また、効能を求めるだけではなく、見た目やフレーバーほかオシャレ感も大事。私が必ず入れているものは、ブルーベリーとディル。ブルーベリーがミネラルウォーターに溶け込み、ほんのり色付くビジュアルはたまりません。ディルは短時間でなんとも言えず深みのあるフレーバーに。みなさんも色々試してマイ・デトックスウォーターレシピを作ってみてください。材料は、できればフレッシュなものを揃えたいけれど冷凍モノも便利。スーパーやコンビニエンスストアで入手できるブルーベリーやベリーミックスの少量サイズを冷凍庫に常備しておくのもよいですよ。
最後に、作るときのポイントになります。参考にしてください。
- 熱湯消毒するなど清潔な瓶に入れてください。
- 作ってから24時間以内に飲むようにしてください。
- 使用する果物・野菜・ハーブは有機栽培のものをオススメします。
- グレープフルーツやレモンは長時間入れておくと苦味が出ます。長時間つけこむ場合は、皮をむいてから入れる方がよいです。
自宅のサーバーです。日々気分や体調に合わせて、作っています。この時は目が疲れていて、ブルーベリーをガッツリ入れすぎました。フレーバーはよかったけれど、かなり濃かったです。ただし色合いとしては、ほんのり感は出ませんでした。
デトックスウォーター道は続きそうです。
■営業時間：11:00〜23:00 (L.O 22:00)
TEL：03-6264-5761
参考図書：「からだにおいしい 野菜の便利帳」（高橋書店）
すどうみほこ
エッセイスト/ワイン＆フードスタイリスト
1968年東京生まれ。夫、娘、小型犬とともに東京在住
青山学院大学社会学情報学部ヒューマンイノベーション科修了（修士）。
明治学院大学フランス文学科を卒業後、ワインメーカーに入社。その後、フリーランスとなりワイン・食に関する執筆、講師などをして活動している。
著作に「シャンパン＆スパークリングワイン」（主婦の友社）、「フランスAOCワイン事典」（三省堂 共著）、「おいしいワインの基礎知識」（KKベストセラーズ）、寄稿に「Winart」（美術出版社）ほか。
ワインアドバイザー（社団法人日本ソムリエ協会）
シュヴァリエ（フランスチーズ鑑評騎士の会）
シュヴァリエ（シャンパーニュ騎士団）
インスタグラム：オススメレストランなど食情報を発信中！
https://www.instagram.com/dessinerlasaveur/
