ダンサーの夢を追うパラレルアルバイターに聞く!最高にお得な仕事の選び方【パラレルアルバイター/坂田夏巳さん】

坂田夏巳

掛け持ちでアルバイトをしている人も多いと思いますが、思い浮かべるのはWワークくらいではないでしょうか。
今回お話を伺ったのは、ダンサーの夢を追いながらも常に4ヶ所以上で働いている、言うなれば「パラレルアルバイター」の坂田夏巳さん。
いろいろな職業を経験したことで得られたものとは……?

幼少時のときめきからダンスの道へ

チャンスがあれば踊りたいので、基本的にはバイトしながらダンサーのオーディションを受ける、という生活スタイルを続けています。
4歳くらいのときにテーマパークでショーを見て、「ここで踊りたい!」と思ったのが始まりです。その後バレエとジャズダンスを習って、オーディションを受けられる年齢になったので応募しました。結果は惨敗!自分のダンスがここまで通用しないとは思わず……。
高校卒業後はダンスの専門学校に入り、いろいろなジャンルのダンスを学びました。あの憧れの舞台に立つにはそれが一番近道だと思ったんです。

とにかく時間を無駄にしたくない!

坂田夏巳

いつもたくさん掛け持ちしていて、現在の仕事はクラシックバレエの講師、体操スタジオのアシスタント、イタリアンレストラン、ホテルのクローク、あと派遣を少し。
限られた時間を有効に使いたいので、空いたところには全部仕事を入れている感じです。
丸1日休みなのは月に2回くらいしかないですね。家でぼーっとしているだけだと時間がもったいなく感じてしまって。でも休みたいと思えばシフトを調整できるので、そういう風に融通がきくのは掛け持ちならではだと思います。

夢に近い場所で働くとお得かも

いろいろな職業を経験してきた中で、一番役に立っているなぁと思うのは劇場スタッフです。2年やればほとんどの接客業はこなせるようになるくらい、みっちりと姿勢やマナーを教え込まれました。
研修がしっかりしていたこと、できるようになるまで先輩がマンツーマンで教えてくれたのもポイントです。先輩や上司との関係って働く上ですごく大事だと思うので、ちゃんと教えてくれる人がいるのはありがたいし、尊敬できます。
あと不純な動機ですが、やっぱり働きながら舞台が見られるのは嬉しい(笑)。自分の夢に近い場所で働くって良いですよね。モチベーションに繋がります!

格好良い女性を見るのは良い刺激になる!

坂田夏巳

一人暮らしの生活費以外のお金はほとんど趣味に使ってます。宝塚が大好きです!
専門学校時代、ダンスのしすぎで疲労が溜まり、転んで骨折してしまったんです。何もすることが無くなって、踊れない自分はなんて無価値なんだろうとむなしくなりました……。
そのとき友達が「暇つぶし用に」と宝塚のDVDを貸してくれたんです。そこからどハマり(笑)。ダンスも歌もレベルが高くて華やかで、ステップアップしてスターへと上っていく女性の生き方がすごく格好良くて。私もこんな風になりたい!って、すごく刺激をもらっています。

人から得た信頼がまた新しい仕事に繋がる

私はお金を稼ぐための仕事と、やりたいことに近い仕事を完全に分けています。今後はお金を稼ぐ目的のみの仕事をなくして、自分が楽しいと思えること、刺激になる仕事だけを選んでいきたいですね。
バレエ講師や体操スタジオのアシスタントも知人からの紹介で、専門学校時代の同期が仕事を紹介してくれることもあります。そうして自分のやりたい仕事ができているってありがたい。
人から与えられた仕事はきっちり精一杯こなして、信頼を得ることでまた次に繋がる。今まで人との縁で生きてきたようなものですよね本当に!

ひとつのものだけを追いかけていたら、何かを見逃してしまうかも

学生時代は「テーマパークダンサー」という夢しか見えてなくて、本当に盲目でした。私の世界にはそれしかないと思い込んでいて。でもいろいろな仕事を経験した今は、それだけの人生ではないのかも、と感じ始めています。だって世の中には、数え切れないくらいいろいろな職業があるじゃないですか。ひとつのものしか目に入っていなかったら、それ以上に素敵な仕事を見逃しちゃうかもしれない。
興味を持ったものや楽しそうだと思ったものに片っ端から挑戦してみると、どんどん視野が広がっていくし、職場での出会いも大切にしていればさらに世界は広がります!
そしてお金を稼ぐためじゃなく、仕事の中にも楽しさややりがいを見つけられると人生充実するのかもしれないですね。

坂田夏巳
<プロフィール>
坂田夏巳
高校卒業後、専門学校にてバレエ、ジャズ、ヒップホップ、テーマパークダンス、タップダンス、モダンダンス、歌唱を含めダンスを総合的に学ぶ。趣味は宝塚鑑賞。


坂田夏巳