疲れたときに聴くと心が落ち着くヴァイオリン楽曲4選【ヴァイオリニスト/月元悠さん】

月元悠




3.朝の歌/エルガー

『愛の挨拶』で有名なイギリスの作曲家エルガーのヴァイオリンとピアノのための小品で、題名の通り、朝の清々しさを表したような旋律でとても可愛らしい曲です。また対照的な『夜の歌』は低音が美しく深みのある作品です。

 

4.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ/J.S.バッハ

音楽の父で有名なヨハン・セバスチャン・バッハの作曲のヴァイオリニストの聖典のようなものです。“無伴奏”とある通り、ヴァイオリン1本だけで演奏します。神に祈りを捧げているかのような旋律でとても厳かな雰囲気です。
全32曲で構成されているので通して聴こうとすれば約2時間40分ほどかかります。その中で好きな曲を見つけて他の奏者との聴き比べができると、また新しい聴き方ができて楽しめるでしょう。

 

起床して朝の準備をするときや就寝前の夜のひととき、また、喧騒から離れるために通勤途中にでも聴いてみてください!

<プロフィール>
月元 悠
長崎県出身。3歳よりヴァイオリンをはじめる。田代典子、木野雅之各氏に師事。これまでに、エドゥアルド・オクーン氏、豊嶋泰嗣氏、大山平一郎氏、ロバート・ダヴィドヴィチ氏、ハビブ・カヤレイ氏、加藤知子氏、小栗まち絵氏のマスタークラスを受講。また、ながさき音楽祭、球磨川音楽祭、霧島国際音楽祭、NAGANO国際音楽祭に参加、マスタークラス修了。各地で演奏活動を行う。西南学院大学 国際文化学部 卒業。現在、福岡教育大学 大学院 音楽科 修士課程2年在学。クラシックをより身近に感じてもらうためのコラムサイト『COSMUSICA』(cosmusica.net)にて、連載「映画で学ぶクラシック」執筆中。




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RUN-WAY編集部

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