何か大きな不満や辛いことはおこっていないのだけれど、なんとなく人生がつまらなく感じる。そんな人は世の中にたくさんいます。今回は、人生がつまらないと感じる原因と、具体的な対処法をまとめました。「人生がつまらない」と感じている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
人生がつまらない原因は大きく分けて3つある
平和で、平穏で、平凡な毎日。そんな毎日は幸せなはずだけれども、なんだかつまらない。でも、何が詰まらないのか分からない。そんなつまらなさは、大きく分けて3つの原因があると言われています。
原因1 狭い世界で生きている
朝起きて、会社に行って、終わったら家に帰って、また明日も同じサイクルで……。そんな風に変化に乏しい生活を続けていると、いつのまにか「つまらない」と思い始めます。
つまらないと思うけれど、でも何がつまらないのかよくわからず、結果的に人生が詰まらないと思うのです。この場合は、生活は安定していて安らげるものではあるが、行動範囲が狭く、楽しいと感じることがないのが原因だと思われます。
原因2 金銭的余裕がない
「お金がなくても生活に潤いがあれば幸せよ！」
そう思うことは全く間違っていませんが、やはりどうしてもお金というのは、人生を楽しむためには欠かすことのできない要素だと言わざるを得ません。
一生懸命働いても、生活に最低限必要なお金しか持っていない。余暇に使える資金はないとなると、楽しみを持つ余裕がなくなります。
何かをしたい、何かが欲しいと思っても、お金がないからやれない。そんなことが続くと、どうせ自分にはお金がないから何もやれないのだ、と思うようになります。結果的に何のために働いているのか、人生に意味はあるのかと考え、人生がつまらなくなるのです。
原因3 楽しみを共有できる人がいない
あなたにとって何かとても楽しいこと、嬉しいことがあったとき、家族や恋人、友人など、誰かに言いたくなりますよね。そんなとき、楽しみを誰とも共有できないと、人は人生がつまらないと思ってしまうのです。
生活はできていて金銭的にも余裕があるがつまらない人は、このパターンが多いようです。
これはなにも、引っ込み思案の人だけではありません。上京したてでホームシック、友人もまだ多くいない、恋人もできていないという新社会人・大学一年生なども起こりやすい現象です。
人生が詰まらないと悩んでいる人こそ試してほしい対処法！
ここからは、人生がつまらない人が退屈を克服するために試してほしい対処法を紹介します。なかなか退屈から解放されない人は、ぜひ一度試してください。
自分にはできないという自己否定をやめる
人は、何か新たなこと、重要なことを行う際、大きなストレスを感じます。よく胃が痛くなると言いますが、それです。そんなとき、「これが出来なくても仕方ない」「自分はどうせできないんだから仕方ない」というように、つい予防線を張ってしまいます。
実は、人生が詰まらないと思っている人は特にこの傾向が強いのです。本当は、心から欲しいものを『傷つくこわさ』から避けてしまっているのです。人には無謀と思えることにもチャレンジする機会や、高みを目指す権利があります。
自己否定からは不幸しか生まれません。ぜひ目指しているもののために、かっこ悪く努力してみましょう。自分が必死になって気持ち悪いと思うかもしれません。ですが、諦めずに自分で選んだ人生になれば、それだけで人生は少しずつ楽しいものになっていくはずです。
小さな幸せを探してみる
もう一つ試してほしいのが、日常生活の小さな幸せ探しです。今日はいい天気で気持ちいいなとか、混んでいる電車で座れてラッキーとか、そんなことで構いません。
なぜなら、人生が楽しいと思っている人は、何か特別なことをしているわけではないからです。みんなと同じような生活を送っていても、人生を楽しいと思えるのです。つまり、ルーティーンに「楽しい」をたくさん見つけられる人が、人生を楽しんでいるのです。
まとめ
人生が詰まらないなんて贅沢だ、という人もいるかもしれません。ですが、その退屈を克服しないと、心がどんどん虚無感に包まれて、苦しんでしまうこともまた事実なのです。
人生には、楽しいことがたくさんあります。決してつまらないことだけではありません。ですから、つまらないなと感じたら一度立ち止まってみてください。
人生の楽しさを見つけるのに、年齢や性別は関係ありません。この記事が、退屈を克服する手助けになればと思います。
