お局様に嫌われてしまうと、職場で働き続けるのがしんどくなってしまうものですよね。ですが、人に嫌われてしまったくらいで、条件のいい職場を辞めたくないという人もいるでしょう。今回はそんな方に向け、お局様に嫌われても職場で過ごしていくための対策を記事にしてみました。
お局様に嫌われない対策紹介
「嫌われている」という前提で対応する
「嫌われているかもしれない」と思っていると、お局様の一挙一動が気になり、そのひとつひとつに落ち込んだり喜んだりします。その一喜一憂が精神にダメージを与え、しんどくなってしまうんです。声をかけられるたび冷静な対応が出来なくなってしまうのもそのせい。つらいことではありますが、希望的感情を捨て、「お局様に嫌われている」と割り切ってみると、お局様の言動を客観視でき、対策を考える余裕がでます。
お局様から受けた嫌がらせはメモに取る!
お局様の行動を証明するための大きな武器としての「証拠」を残しておくことが大切。メモに取るのはその時の気持ちなどよりも、もっと具体的な日時や場所、他に誰がいたかをあくまで客観的に記しておきましょう。
もうひとつ大切なのは、上司や同僚が同席していたかどうか。証人になってもらえますし、イジメを見逃していたという管理責任を問える場合もあります。
上司や同僚にはいじめを報告しておく!
日ごろから自身の仕事をしっかり行い、仕事の上での信頼を得ておくことで、いじめにあったとしてもフォローしてもらえる可能性が高まり、仕事はしているのにいじめられているという状況を鑑みてもらえます。そのように味方を増やしておくことによって、なにかが起こってしまった時に助けてもらうことができますから。
上司や同僚の目の前でいじめられたらすかさず相談
お局様の気になる言動をいちいち報告しても、やはり上司も対策ができないですし、自分よりも長く勤めているお局様のほうをかばい立てするものです。
そのため、上司の目の前でいじめられたときはチャンス。やはり実際に見ていると「いつもこういう扱いで」という話が通りやすくなります。ですが、相談と言っても食い気味に行くのはNG。あくまで控えめに相談すると良いでしょう。
上司に叱ってもらってもダメならしかるべきところへ相談を
上司がガツンとお局様に注意してくれる約束をとりつけたらこちらに有利に!
何事も職場には波風を立てたくないものですから、上司はあまり「職場を牛耳っている人」には叱りたくないもの。それに加えて、上司がお局様に直接注意することによって、お局様に自分が密告したと悟られ、関係がより悪化する可能性もありますので、精神的に参っている場合はオススメできません。
その場合、労働相談所などしかるべき所にパワハラ相談としてもちかけましょう。
まとめ
いじめは学校だろうが会社だろうがやはりよくないものです。働きやすい職場環境は自分で作るという意識は大切ですので、「上司がお局様を叱ってくれない」と嘆くのではなく、叱ってもらえる環境を自分の手で勝ち取るのです。そのうえで、職場で泣き寝入りしないために、日頃から記録を取っておくことをオススメします。いっこうに改善されなければ、転職も視野に入れましょう。