男性だから、女性だからといって仕事に対する姿勢が違うわけではもちろんありません。ですが、どちらかといえば、仕事に対する姿勢として、男性の方が打ち込みやすく、女性の方がプライベートを重視する傾向にあるようです。
女性だって、能力が高い人はたくさんいます。そんな彼女たちのやる気を引き出す方法は、たった一つの行動に隠されていました。今回はそんな「女性部下のやる気を引き出す方法」について見ていこうと思います。
上司に必要なのは「相手に寄り添う理解力」!
ずばり、上司にとって女性部下のやる気を引き出すのに大切なのは、彼女たちに寄り添う「理解力」なのです。女性だからこうなんだろう、どうせこうしかならないんだろうと思い込むのではなく、「こう考えているのかも」「こんなアプローチが効果的かも」と、彼女たちをしっかり理解してあげることが重要なのです。
理解1:女性は「気持ち」「感情」が大切
「女性というのは感情的な生き物だから、理論を言っても仕方ない」という思い込みは絶対にNGです。
確かに、女性は気持ちや感情を大切にします。ただ仕事をお願いすればいいわけではなく、女性部下をしっかり褒めてあげましょう。例えば「この前の仕事、うまくできてたね。すごく助かったよ。これ、その続きなんだけど、今回もお願いしてもいいかな」というように。ポジティブな感情を伝えてあげれば、女性も気持ちややる気が高まります。
それだけではなく、上司であるあなたへの信頼度も上がり、仕事をしっかりこなしてくれるようになるはずです。
理解2:女性はチャンスを待っている
男性は、出世の機会が回ってきたり、チームのリーダーになれたりと、チャンスが巡ってきやすいもの。ですが、女性はあまり、そのチャンスに恵まれないのです。自分が上に行けないと思ってしまうことで、日々の仕事に張り合いを持てず、やる気をなくしてしまいます。
上司として、しっかり女性の部下にも期待をし、目をかけて育てて上げ、チャンスを与えることで、やる気を持って仕事に当たることが出来ます。
理解3:絶対に男性と差別をしない
当然のことのように思えますが、無意識下で男性と女性を見るときに区別していませんか。
この仕事難しいから女性社員には無理だとか、男性部下にやらせた方がいいとか。そんな風に心の片隅で考えていると、回す仕事も変わってきます。
女性社員の中には、働くことに積極的な人もたくさんいます。そんな中で、自分に回ってくる仕事の内容が男性社員よりも難易度が低かったり、あまり重要でないことが分かると、頑張ろうという気持ちが削がれます。あなたは上司として、部下を性別の垣根を超えて能力値だけで対等に見るようにしてください。そうすれば、女性部下もあなたが正当に評価してくれることを理解し、仕事に対してやる気を持って当たってくれるはずです。
まとめ
このように、女性部下のやる気を引き出す方法は、上司がしっかり彼女たちの仕事への気持ち、やる気を理解し認めてあげる、それだけなのです。
男性優位の社会ではない現代、あなたを通じて優秀な女性上司が生まれるかもしれません。そうなったとき、きっとあなたは部下に信頼される良い上司になれているはずですよ!