Amazonランキング上位!仕事に迷ったとき読むべきビジネス書でオススメしたい7冊




ビジネス書は日々、新たなものが出版されています。本屋に行っても、アマゾンを見ても非常に多くの図書が並んでいますよね。しかし、いいものもあれば悪いものもあり、内容は玉石混交です。

そこで今回は、ビジネス書の中で特に「Amazonランキング上位」に食い込んでいる本のなかから、「これは使える」と言い切れる本を7冊選んでご紹介します。読みやすく、わかりやすい本ばかりなので、気になるものがあったらぜひ手にとってみてください。

1、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

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新井 紀子

内容紹介

東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界ーー。しかし、”彼”はMARCHクラスには楽勝で合格していた! これが意味することとはなにか?

AIは何を得意とし、何を苦手とするのか?

AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。

では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか?

最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。

 

AI研究者である数学者の著書です。東大合格を目指す東ロボくんの挑戦については、本書の中心テーマです。AI というと、映画「AI 崩壊」が話題ですが、AIは数式で表されることしか解決できず、人間なら備えているような常識や直観力を持たないものなのです。

AIは論理・確率・統計で表現できないことは理解できないという危機的状況が書かれていました。

 

2、『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

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伊藤 羊一

【34刷、39万部突破のベストセラー! 】

【本の要約サイト「flier(フライヤー)」、2018年の閲覧数年間ランキング1位! 】

【三省堂書店 有楽町店、2018年ビジネス書年間ランキング1位! 】

【アマゾン「ビジネス・経済書」ランキング8週連続1位! (2018年6月3日~7月28日) 】

【BookLive! 2019年に読むべき! 「ビジネス書ベスト100」 第1位! 】

ヤフーアカデミア学長にしてグロービス講師 孫社長にも一目置かれた伝説の「伝え方」!

プレゼンに限らず、人前に立って話をする、指示をする、伝える、ということが苦手な方はいるでしょう。著者の伊藤氏は、そのプレゼンを聞いたソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主であり、今はグロービスの講師として、ヤフーアカデミアの学長として、起業家からビジネスパーソンまで年間300人以上のプレゼンを指導し、ピッチコンテストなどでの優勝者を続々と輩出しています。本書では、「右脳と左脳」に働きかける伊藤氏独特のメソッドを紹介します。

1分で話せない話は、どんなに長くても伝わらない

「話が長い、手短に話せ」言われる方は少なくないでしょうが、伊藤氏の考えは「1分で話せないような話は、どんなに長くても伝わらない」というもの。長いのは話がまとまっていない証拠でもあり、相手に伝わらない一番の原因。そこで本書では、伝わる伝え方の「型」の部分だけでなく、「結論の決め方」、「言い切れない」というメンタルの部分の話から、1分で記憶に残す方法など、誰でもできる方法を紹介します。

 

筆者の経験談をもとに、具体的に書かれており、中学生でも分かる言葉で、わかりやすく書かれています。学生さんがレポート発表をする際のハウツー本にしてもいいかもしれません。

話し方で、相手に動いてもらうことを目標にどうすればいいかがまとめられています。大事なことを繰り返し書いているのでわかりやすいのもポイントです。

「結論」「根拠」「たとえば」の論理構造と「根拠は3つ並べること」を念頭に置いて話すようにようにする、内容を余計に脚色せず言葉を省いたり、話す内容の全体の構造を考えることなど、とても基本的なことを学べる書籍にしあがっています。

 

3、『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70 』

ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70

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株式会社アンド (著)

  • 「アイデアが浮かばない! 」
  • 「会議がまとまらない! 」
  • 「意思決定で迷ってしまう! 」

そんな悩みをお持ちの方に捧げるフレームワーク集です。

 

【本書のポイント】

  • 個人はもちろん、チームでも活用できる
  • 使い方のほか、活用のヒントも多数掲載
  • すべて記入例がありイメージしやすい
  • PowerPointテンプレートですぐ使える

 

フレームワークを正しく活用するための考え方から説明しています。各ページ2ページにわたり説明と解説がしてあってわかりやすいので、場面にあわせて必要なフレームワークをサッと探せます。実例があるので、最初のうちはそれを真似て作れば完成しますよ。

「思考が加速する問い」や「チェックポイント」も搭載されており、目的によって使うフレームが異なるので、試してみるのもいいですね。

フレームワークはすべて記述例がありイメージしやすく、このツールはどのように使うか、このように意識するなどヒントが書かれていて、物事を導きやすい仕組みになっています。

ネットで雛形がダウンロードできるのも嬉しいポイントです。プリントアウトして、書き出せばすぐに行動を起こすことができます。

 

4、『学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books) 』

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

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樺沢紫苑

出版社: サンクチュアリ出版 (2018/8/3)

「メルマガ、毎日発行13年」「Facebook、毎日更新8年」

「YouTube、毎日更新5年」「毎日3時間以上の執筆11年」

「年2~3冊の出版、10年連続」「新作セミナー、毎月2回以上9年連続」

発行部数51万部突破! Amazonビジネス実用カテゴリー1位!

説明・アイデア・雑談・交渉など……すべての能力が最大化する。

日本一情報を発信する精神科医が贈る、脳科学に裏付けられた、伝え方、書き方、動き方を、ベストセラー作家・樺沢紫苑が圧倒的に結果が変わる「アウトプット術」を大公開。

 

この本では、アウトプットが自己成長において重要である理由を“脳の仕組み” から説明しています。また、アウトプットするためには、行動することが重要ですが、やる気が出てから行動するのではなくとにかく行動をしてしまえばやる気が出てくるという “作業興奮”についても書かれています。

いかにアウトプットを効率よく行ってインプットしたものの定着率を高めるかという方法論について述べられており、アウトプットをお手軽に行う方法や、アウトプットすることで自分がどうなるかを体系だってまとめています。

ハウツーが書かれている部分も多いので、構成が分かりやすいため「自分が知りたいことではないな」という箇所はどんどん飛ばして読んでも大丈夫です。効率よく何かをやりたいと思っている人、何かやりたいけど何もしていない人、成長したいと思っている人は、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

 

5、『SHOE DOG(シュードッグ) 』

SHOE DOG(シュードッグ)?靴にすべてを。

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フィル・ナイト (著), 大田黒 奉之 (翻訳)

出版社: 東洋経済新報社 (2017/10/27)

TBS「王様のブランチ」BOOK総合ランキング、第2位(12月9日)

読売新聞書評で紹介! (12月3日、評者柳川範之氏)

日経新聞書評「この一冊」で紹介! (12月9日、評者小関広洋氏)

朝日新聞書評「売れてる本」で紹介! (12月10日、評者佐々木俊尚氏)

産経新聞書評で紹介! (12月10日、評者瀧本哲史氏)

おすすめ本紹介サイト「HONZ」で紹介! (評者内藤順氏、田中大輔氏、古幡瑞穂氏)

『Number』12月7日号「新刊ドラフト会議」で紹介! (評者為末大氏)

『週刊現代』12月2日号「日本一の書評」で紹介! (評者楠木建氏)

 

父親から借りた50ドルを元手に、アディダス、プーマを超える売上げ300億ドルの会社を創り上げた男が、ビジネスと人生のすべてを語る!

1962年晩秋、24歳のあるアメリカ人が日本に降り立った。

彼の名はフィル・ナイト。のちに世界最強のブランドの一つとなる、ナイキの創業経営者だ。

オニツカという会社がつくるシューズ「タイガー」に惚れ込んでいた彼は、神戸にあるオニツカのオフィスを訪れ、自分に、タイガーをアメリカで売らせてほしいと役員たちに売り込みをする。スタンフォード大MBA卒のエリートでありながら、なぜあえて靴のビジネスを選んだのか?日本の企業と組んで「日本のシューズをアメリカで売る」、人生を賭けた挑戦がこのとき始まった!

 

ナイキ創業者のフィル・ナイト氏の自伝。同氏が日本に渡り、オニヅカのスポーツシューズを米国で販売することから事業を開始し、ナイキBrandを立ち上げ、大きく育てていく歴史が一人称で語られています。

シュードッグというのは、「靴に狂っている人間」という意味です。一気に読める面白さはビジネス書というよりも読本的で、泥臭く販路を広げていくところはリアリティーがありました。この時代この業界の話が、色々な視点で語られています。ビジネスパーソンのみならず幅広い読者が楽しめる一冊だと思います。

 

6、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)

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山口 周

出版社: 光文社 (2017/7/19)

もはや論理的思考・MBAでは戦えない「直感」と「感性」の時代。組織開発・リーダー育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループのパートナーによる、複雑化・不安定化したビジネス社会で勝つための画期的論考

 

【本文より】

グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、あるいはニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身につけるためではありません。

彼らは極めて功利的な目的で「美意識」を鍛えているのです。なぜなら、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。

では、そのように考える具体的な理由はなんなのでしょうか?

 

オレンジ社会(資本主義社会)におけるシステム効率化の限界と、その対処について書かれている本です。「美意識」というキーワードで、一貫して話が展開され、様々な気づきを得ることができます。なぜ、美意識が必要なのか、そして、どうやって磨いていけばよいのかを本書では公開してくれています。

ビジネスにおいて美意識の必要性、鍛え方、そしてこれまで美意識という数値化できないものが、何故評価されてこなかったのか等、非常に新鮮で、分かりやすく説明されています。

経営関係の本では珍しく人文系の知見が多く出てくるのも特徴です。

 

7、『隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働』

隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働 (文春e-book)

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ルトガー ブレグマン (著), 野中 香方子 (翻訳)

出版社: 文藝春秋 (2017/5/25)

ビジネス書大賞2018 準大賞受賞作品です。ピケティに次ぐ欧州の新しい知性の誕生とされているオランダの29歳の新星ブレグマンが、「デ・コレスポンデント」という広告を一切とらない先鋭的なウェブメディアで描いた新しい時代への処方箋は、大きな共感を呼び、全世界に広がりつつある。

最大の問題は、人間がAIとロボットとの競争に負けつつあること。

その結果「中流」は崩壊し、貧富の差は有史上、もっとも広がる。

それに対する処方箋は、人々にただでお金を配ること、週の労働時間を15時間にすること、そして国境線を開放することである。

それこそが、機械への『隷属なき道』となる。

 

原題の直訳は「ただでお金を配りましょう」というまさにベーシックインカムを提案するタイトルです。これまでに著作が20ヵ国で出版されるなど人気の学者です。

データは詳細ながらも、トピックが明瞭で喩えも分かりやすいです。若い著者ブレグマンの「分かりやすく、かつ説得力を持たせて」書く才能と教養が突き抜けているからでしょう。各章の最後に、その章のまとめが要約として記載されているのも理解を助けてくれます。

本書の特色として一番大きいのは著者が歴史家、という点です。

理論にはどこか理想主義的な展望観測的言説が多くなることは当然ですが、歴史という大きな流れを示してくれることで『現状の当たり前』が、歴史的に見てそうではないことを教えてくれます。

 

まとめ

いかがでしたか? 今回は、ビジネス書の中でも特にAmazonのビジネス書ランキングから10冊をピックアップして紹介しました。どの書籍も非常に役に立つ書籍ばかりです。仕事していて問題にあたったり、迷ったりしたらぜひ、今回紹介した10冊を手にしてみてはいかがでしょうか。




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RUN-WAY編集部

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