【今日はなんの日?】10月10日は何の日?国内外の出来事と誕生花を紹介




日本には、多くの記念日があります。1年365日、毎日が何かの記念。その由来や出来事を知ることで、今日という1日が、さらに特別なものに感じられるはずです。今回は、2022年の10月10日について、記念日・出来事・誕生日にまつわる事柄をまとめました。

10月10日は何の日?

毎日何かの記念日にあふれている日本。その中でも、一番記念日が多い日が10月10日だと言われています。「10月10日」にはなんと「52個」の記念日が存在しているんだそう。

スポーツの日、世界メンタルヘルス・デー、デジタルの日、目の愛護デー、アイメイト・デー、盲導犬の日、島の日、銭湯の日、転倒防止の日、totoの日、まぐろの日、釣りの日、缶詰の日、お好み焼の日、冷凍めんの日、40歳からの健康週間、トレーナーの日など、まだまだ10月10日の記念日があります。

そもそも「10月10日」にこんなにも記念日が集まった理由は何なのでしょうか?

  • ぞろ目なので覚えてもらいやすいから(スポーツの日、世界メンタルヘルス・デー)
  • 「10」と「10」からなっている日で語呂合わせがしやすいから(テンテの日、じゅうじゅうカルビの日、糖化の日)
  • 「1」と「0」が並んでいる見た目が記念日にしやすいから(お好み焼きの日、球根の日、パンケーキの日)

など、さまざまな要素が記念日と密接にリンクしているのですね。

面白い由来のあるもので、「十月十日」という漢字四文字を組み合わせて、漢字一字を作ると「萌」、「朝」が作れます。これにちなんで十月十日は「萌えの日」、「朝礼の日」とされたそうです。

ちなみに、ぞろ目の日自体が記念日が集まる傾向があるため、2014年頃までは11月11日が記念日の一番多い日だったそうですよ。

10月10日の出来事

1629年 江戸幕府3代将軍徳川家光の乳母・ふくが参代し、春日局の称号を受ける。wikipedia – 春日局

1877年 北海道石狩町で日本初の本格的な缶詰工場が営業を開始。

1911年 辛亥革命。清国の武昌・漢口・漢陽など各地で革命軍が清朝打倒の為に蜂起。wikipedia – 辛亥革命

1932年 東京市が隣接する5郡82町村を編入。現在の東京23区とほぼ同じ市域になる。wikipedia – 東京市

1964年 第18回オリンピック・東京大会が開幕。wikipedia – 東京オリンピック

1971年 NHKが総合テレビの全放送時間をカラー化を開始。

1990年 野茂英雄投手が21試合連続2桁奪三振の日本記録を達成。wikipedia – 野茂英雄

1997年 新国立劇場が開場。wikipedia – 新国立劇場

10月10日誕生日の有名人・偉人

1930年 野坂昭如 (小説家『アメリカひじき』『火垂るの墓』,作詞家)

1946年 菅直人 (衆議院議員,首相(94代),特命担当相(経済財政政策・科学技術),民主党代表[元],厚相(85代))

1957年 高橋留美子 (漫画家『うる星やつら』)

1960年 エリック・マーティン (ミュージシャン(Mr.BIG/ヴォーカル))

1979年 パックマン (ゲームキャラ(『パックマン』))

1965年 TOSHI (ミュージシャン(X-JAPAN[解散]/ヴォーカル))

10月10日の誕生花

メロン Melon

花言葉:裕福、潤沢、豊富、多産

メロンはツル性の植物で、ツルを次から次へと這わして成長します。そして大きく広げた葉の横に黄色い花をたくさん咲かせ、それが受粉すると実を結び、メロンとなるのです。

収穫期は6月〜8月頃、まるまると実るメロンは、まさに豊かさや子孫繁栄の象徴のようですよね。

月桂樹 Laurel / Bay

花言葉:栄誉と勝利

属名の学名「Laurus(ローラス)」は、ケルト語で緑色を意味する「laur」を語源とし、ゲッケイジュが常緑であることに由来するといわれます。

日本では月の影を「餅つきをしているウサギ」に見立てていますが、中国では「大きな桂の木を切る男の姿」に見立てているといわれます。桂は中国ではモクセイ(木犀)を、日本ではカツラ(桂)を指します。

1905年頃に月桂樹がフランスから日本に持ち込まれた際、カツラに似て、葉の香りも強いこの植物に、中国の言い伝えに登場する「月の桂の樹」の名がつけられたといいます。

金木犀 Osmanthus

花言葉:気高い人

キンモクセイの芳香は高貴な印象を与えるのに、花自体はとても小さいことから、「謙虚」や「気高い人」というような花言葉になったといわれています。

遠くまで香りが届くことから古くは「千里香」とも呼ばれていました。オレンジ色の小花をいっぱいにつけた姿は、日差しを受けると名前の通り金色に輝いて見え、秋の風物詩となっています。

10月10日の記念日

缶詰の日: 日本缶詰協会が昭和62年に制定。

明治10年10月10日、開拓使が北海道・石狩川左岸河口近くの船場町(旧石狩町役場跡、現在の石狩市観光センター付近)に鮭の缶詰の工場「開拓使石狩罐詰所」を設置し、日本初の本格的な缶詰の製造が開始されました。缶詰製造用の機械は、アメリカから330ドルで購入した手動式のもので、アメリカ人技師U.S.トリートが指導しました。

体育の日:東京オリンピック開会式が10月10日だったことから。

昭和39年、国立競技場で東京オリンピックが行なわれました。その開会式が10月10日だったことから、それを記念して10月10日が「体育の日」に制定され、1966年から国民の祝日になりました。

2000年からハッピー・マンデー制度が導入されたことで、「体育の日」は10月の第2月曜日に変更になり、さらに2020年からは「スポーツの日」に改名されました。

まぐろの日:日本かつお・まぐろ漁業協同組合連合会が記念日に制定。

726(神亀3)年10月10日に、聖武天皇のお伴で明石に赴いた山部赤人が、まぐろ漁を称えた歌(「しび釣ると海人船さわき」(938番))を詠んだとされる内容が『万葉集』に記載されていることにちなんで、日本かつお・まぐろ漁業協同組合連合会が記念日に制定しました。

ちなみに、窒息死を防ぐために常にいろんな海流を泳ぎ続けていることから、回遊魚の代表格とされているまぐろ。「どこの海にもいる(≒有る)魚」という意味合いから「鮪(まぐろ)」の字が充てられたとされているんですよ。

まとめ

いかがでしたか? 毎日、何かの物事がおこり、毎日記念日があります。あなた自身にとっての特別な記念日もあるでしょう。

みなさんもいろいろな記念日に興味をもっていると意外な発見があって面白いですよ。10月10日にはおいしいマグロや缶詰を食べながら、スポーツ観戦にいそしんでみるのもいいかもしれませんね。




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RUN-WAY編集部

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