どんどん進んできている現金を持たない世界「キャッシュレス化」




海外ではすでにキャッシュレス社会が進んでいる国もたくさんあります。日本人は海外の人に比べてクレジットカードの利用数が圧倒的に少ないです。例えばスウェーデンの場合は、現金の使用率はたった2%しかありません。一方、日本の場合現金使用率は82%と、スウェーデンの2%に比べてみるととても高いです!日本は、キャッシュレス化を進めている最中です。今回は、なぜキャッシュレス化を進めているのか、キャッシュレス化のメリットデメリットをご紹介します☆

1、なぜキャッシュレス化を目指すの?

なぜ日本は今キャッシュレス化を目指すのでしょうか。一つの例として、中国がキャッシュレス化を目指した理由をご紹介します。中国では一時期とても多くの偽札が出回りました。そこで大きくキャッシュレス化を目指したといわれています。キャッシュレスであれば偽札を使用することも出来ませんし、現金を受け取るのは銀行のみになるので、偽札の流通を止めることが出来ます。こうしてキャッシュレス化を行っていくことによって、現金を作るのにかかる費用を削減することができ、国は大きなコスト削減をすることが可能になります☆キャッシュレス化が進むと、現金を持たなくなるので、ひったくりや空き巣、強盗の被害が減るとも考えられ、犯罪抑制につながることを期待されています。紙幣発行にかかる費用の削減や治安の向上といったメリットは、キャッシュレス化を進めるにあたって国にとっても国民にとっても大きな魅力になるため現在キャッシュレス化を急いで進めている最中なのです!

2、キャッシュレス化するメリットは?

現金主義の日本がこれからキャッシュレス化するにあたってメリットはどこにあるのでしょうか?企業側は現金決済のミスがなくなり、確認作業がラクになると思います。例えばレジを使うお仕事では、小銭のズレが起きないように1日に何回かレジの中身がきちんと合っているのかを確認したりする作業が発生します。ですが、キャッシュレス化する事によってその手間がなくなると考えると企業側はとても大きなメリットを与えられることになります。利用者側はクレジットカードを利用すると様々な特典があります☆また、ネットショッピングをしていて現金で購入すると、代引き手数料もしくは振込手数料など商品以外のお金がかかる場合がほとんどです。ですが、クレジットカードを使用すれば、即時決済なので入金の確認など余計な時間がかかることもありません☆その他にも保険やサービスといった、嬉しい特典がたくさんあります!クレジットカードを利用すれば、いつ何をいくら分買ったのかがネットを見ればいつでも確認できるので、家計簿を付けずにお金の使い道を把握することができます!

3、キャッシュレス化するデメリットは?

1番のデメリットは、PC・スマホなどが停電や電池切れで使えないと、何もできないということです。お店側のレジやクレジットカードを決済する機器が使えなくなってしまうのも同様の状況です。

災害などで一時的に停電になってしまった場合、キャッシュレス社会になっていると現金での購入がほぼできなくなってしまいます。今までは、現金さえあればなんとかなるといわれてきましたが、キャッシュレス社会ではそうはいきません。なので、いくらキャッシュレス社会になろうともある程度の現金は手元に置いておく必要があります!企業側はキャッシュレス化するにあたり、現金払いでは発生しなかった手数料が発生します。消費者側から見れば便利なキャッシュレスも、お店側から見ると手数料の分コストがかかってしまうのが難点です。

2020年に行われるオリンピックに向けて急速に、キャッシュレス化を進めている日本ですが、

100%キャッシュレス社会になることは、今の段階ではとても難しい状況にあります。

ですが、現金主義の日本でも徐々にキャッシュレス化は、浸透していくと思います。キャッシュレス化にあたりメリットデメリットがあるので、きちんと必要な知識を身につけてキャッシュレス化に備えてくださいね☆




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RUN-WAY編集部

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