副業経験者は3割強。経験者の96%が「やって良かった」――株式会社ワークポート「副業経験」アンケート調査結果




ビジネスパーソンの3割強が副業を経験したことがあり、経験者のほぼ全員が「やって良かった」と感じていることが、総合転職エージェント「株式会社ワークポート」(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:田村高広)の副業経験に関するアンケート調査でわかりました。

働き方改革の一環として厚生労働省が2018年1月、モデル就業規則から副業・兼業を禁止する規定を削除してから4年。同社は「現時点では副業がメジャーなポジションを確立させているとは言い難い状況ですが、今後会社が多様な働き方を推進してくことで、副業経験者も増えていくのではないでしょうか」と分析しています。

※調査は2022年1月27日から2月3日、同社を利用している全国のビジネスパーソン(20代〜40代の男女)を対象に実施。539人から有効回答を得た。

副業経験者は32.7%。半数以上が副業を継続中

調査によると「副業経験がある」と回答した人は32.7%にあたる176人。そのうち現在も副業を継続している人は55.1%にのぼりました。副業をする人はまだまだ少数派ですが、何らかの副業経験がある人の中の半数が、副業を自身のワークスタイルとして確立しているといえそうです。

人気の副業はWEBライター、ブログ、動画編集などWEB系 現職のスキルを活かした副業

副業経験者がこれまでにどんな副業を経験したかを聞いたところ、WEBライターやブログ、アフィリエイト、動画編集など、WEB関連の職種を挙げた人が多く見受けられました。同社は「在宅でもできるため、本業の傍ら空いた時間で取り組みやすいようです。これらの副業に関するノウハウ動画や記事、書籍なども多数出ており、手軽に始められることが人気のポイントとなっているともいえます」と分析しています。

また、クリエイターがデザインやイラスト制作、エンジニアがシステム開発、企画・マーケティング職に就く人がコンサルティングや講師をするなど、現職のスキルを活かした副業をする人も多いことがわかりました。

副業をする理由は「収入を増やしたい」が多数 起業を見据えたり、コロナ禍で生まれた時間を有効活用する人も

また、副業の理由については77.3%が「収入を増やしたい」と回答。同社は「この30年、日本人の給与はほぼ上がっていないという状況も大きな要因の一つ」と推測。「3位には、趣味と実益を兼ねたい(37.5%)がランクインしていることからも、チャンスがあれば少しでも収入を増やしたいと思う人が多いことがうかがえます」と分析しています。

一方、2位には「スキルアップしたい」(39.8%)、5位には「起業の準備をしたい」(17.6%)がランクイン。今後のキャリアを見据えて副業を選択する人もいるようです。

注目は、4位の「余暇を有効活用したい」(27.3%)。同社は「コロナ禍の在宅勤務の増加や時短営業などで生まれた時間を有効活用しようとする人がいるのではないでしょうか」とみています。

 

収入アップ&スキルアップ 96.0%が「副業を経験して良かった」

では、副業経験者は、副業経験をどうとらえているのでしょうか。実に96.0%が、「副業を経験して良かった」と回答。満足度の高さがうかがわれます。

理由の多くは、収入アップとスキルアップ。収入を得ながらスキルも上がるという一石二鳥のメリットを感じているようです。

その他の理由として

  • 通常業務では出会えない方々と新たな繋がりができた(40代・男性・コールセンター)
  • 本業では得られない経験ができている(40代・男性・機械エンジニア)
  • 自己肯定感も上がり、本業にもいい影響を及ぼしている(20代・女性・クリエイター)

などの声があり、人脈や経験値を広げたり、マインド面にもいい影響が出たりと、本業にもプラスになっていることがわかります。

8割が副業OKの会社への転職を望むも 現実は、6割以上の会社が不可

一方、調査対象者全員に現在の勤務先(離職中の人は直近の勤務先)の副業可否について聞いたところ、「副業可能」と答えた人は36.4%にとどまりました。副業解禁の流れが広がりつつあるとはいえ、まだまだ副業を認める会社は少ないようです。

これに対し、調査対象者全員の8割が「転職時に転業可の会社を選びたい」と回答。収入やスキルをアップさせたい、多様な働き方に興味があるという前向きな意見が見られる一方で、「終身雇用制度が崩壊しているため、会社に依存することは厳しい」「給与だけでは老後資金が貯められない」など、会社員としての将来を不安視する気持ちから、副業可能な会社を選びたいと考える人も数多く見受けられました。

副業を認める会社はまだまだ多くはないですが、今後減ることはなく、増えていく流れであることは間違いありません。いますぐに副業ができない人も、「副業するなら…‥」と考え、少しずつ準備を始めておくと良いかもしれません。






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RUN-WAY編集部

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