星野瑛里さんは、料理写真を得意とするカメラマン。優しそうでおっとりした表情からは意外ですが、投資家としての顔も持っています。
高卒ながら銀行から投資顧問会社へと転職し、退職後はゼロからフリーカメラマンとしての働き方を見つけた星野さんに、やりたい仕事に出会ったきっかけや若い読者へのアドバイスを伺いました。
ポイントは…
- 仕事がない…生きていけない
- 道は二つ以上作っておこう
- ピンと来たことははじめてみる!
カメラマンの道はInstagramの出会いから
高校卒業後、特に学びたいことがなかったので地方銀行に就職したんです。6年半働いてから投資顧問会社に転職して、その後カナダに留学しました。
転機はカナダから帰ってきてからです。Instagramによくご飯の写真をあげていたら、カリスマみたいな飲食コンサルタントの人と出会ったんです。写真を見て「今度そこのランチ行ってみます!」と言ってくれてやりとりが始まり、「ご飯でも行きましょう」と誘われて「行きます!」って(笑)
それが2年前ぐらい。2年前だと日本ではインスタもそこまで流行ってなかったので、だからこそ「行こう」と思えたのかもしれないですね。料理や食べることが好きだったのでアシスタントとしてその方のお手伝いをしているうちに、カメラマンとして引っ張り上げてもらいました。
ちょうど仕事を探している時に出会ったなんて、タイミングがすごく良かったです。人生変わりましたよね。インスタがなかったら、カメラマンという道はなかったかもしれません。