アパレルプレスのアシスタントとして撮影現場などで活躍する伊郷レナさんは、以前はモデルとして脚光を浴びる立場でした。そこから一転して裏方へ。その時の葛藤や辛さを、赤裸々に語って頂きました。
ポイントは……
- モデルとのギャップ
- やっぱり好きな業界だから
- 積極的に口にだそう
アパレルブランドのPR
私たちは、ファッション、コスメのブランドや商品の魅力を知ってもらうお手伝いをしています。
例えば、雑誌やメディア、スタイリストさんとコミュニケーションをとったり、
記事として取り上げていただいたり。
ブランドのイメージとなるカタログの制作をするのが私たちの仕事です。
モデルへの道はスナップ撮影通いから

モデルになったきっかけは、ティーン雑誌のキラキラしているモデルへの憧れです。高校生の時にはいろんな雑誌のスナップ撮影があると聞けば行き、どうすれば撮影してもらえるか、雑誌に載るかを研究しながら渋谷に通ってました。
ちょこちょこ雑誌に載るようになったのですが、本当は「Ranzuki」という雑誌のモデルになりたいとずっと思っていて。。。
そんなある日、Ranzukiのオーディションに参加させていただく事になって、読者の方の投票のおかげでRanzukiの専属モデルになりました!!
私の人生を変えた瞬間でしたね。
モデルの仕事は楽しかったです。読者の方が笑顔になったり、ファンの子から手紙やブログへのコメントをもらったり。
その雑誌のモデルを卒業して、この先どうしようかなと悩んでいたときに、すっとお世話になっている方に声をかけていただいて今の仕事を始めました。
私が???……変なプライド
最初の頃は、同じ業界だけど裏方の仕事のことはまったくわからない状態でしんどかったですね。今まで写真をとっていただいていた立場だったので、そのギャップに自分が耐えられなくって切羽詰まったりしました。
今までしてもらっていたことを、モデルさんにしたり、自分が載っていた雑誌のスタイリストさんが衣装を借りにきた時にグサッときたり。プライドが邪魔する部分がありました。
それでも現場ではそんなこと関係ないわけで。耐えながら慣れない進行をして、アイロンをかけて……というのが辛くて。撮影が終わっての帰り道は、色々な感情がこみ上げてきて、泣きながら帰っていました。