マーケティングもライティングもMCも舞台もコスプレも!? “よくわからないけど食べていける人”になる自由な働き方!【マルチメディアクリエイター/糸数恵那さん】

糸数恵那




企業のプロモーションやSNSを使ったマーケティング、Webメディアでの執筆、イベントMC、さらには舞台への出演など、フリーランスとして幅広く活動する糸数恵那さん。人気コスプレイヤーでもある彼女に、枠にとらわれない働き方について伺いました。

ポイントは……

  • コスプレで新しい世界を獲得
  • 仕事だけがすべてじゃない
  • 人生が変わる一瞬のチャンスは、まわりにたくさん!

“マルチメディアクリエイター”としてフリーで幅広く活動中

糸数恵那

今は5社ほどの会社と業務委託のようなかたちで契約をさせてもらっていて、企業のプロモーションやSNSを使ったマーケティング、イベントでのMC、Webメディアでのライティング、舞台への出演など、いろいろなお仕事をしています。あえて肩書きをつけるとしたら、“マルチメディアクリエイター”みたいな感じでしょうか。“沼乃ぬこ”名義で、コスプレイヤーとしても活動しています。

じつは、今年の3月に武蔵野美術大学を卒業したばかり。大学では、主に展示の企画やアーティストさんのサポートなど、キュレーションを専門に勉強していました。今は、デザインをできる人の需要が高まっていることもあって、企業に就職する美大生が多いんです。そこで、逆に私はフリーで働いてみたいと思ったのと、コスプレなどを通じてできたご縁をもとにお仕事をしてみたいと考えて、就職活動をせずにフリーランスになりました。

コスプレで拓けた新しい世界

糸数恵那

本格的にコスプレを始めたのは、高校を卒業してから。しばらくメインでコスプレをしていた作品は、『ガールズ&パンツァー』です。大好きなキャラクターと同じ格好ができることはもちろん、「このキャラクターはこういうときどう振る舞うのかな……」と考えながら写真撮影をしたりするのは本当に楽しいですコスプレでは1枚の写真で世界観を表現することが多く、カメラマンさんや、一緒に参加してくれるほかのコスプレイヤーさんと関わり合いながら作品をつくりあげる過程も面白いんですよ。一人じゃなかなかできないなって、つくづく思います。

ありがたいことに、コスプレがきっかけでお仕事をいただくことも増えています。これまで行ってきた趣味としてのコスプレと、仕事としてのコスプレは別ものであると考えています。趣味としてのコスプレもやっぱり私にとっては大事で、夢中になれる趣味があると、自分の世界がひとつ増えるというか…お仕事や日常生活とはまた別の世界を持っていると、なんだか心強いんですよね。「私にはこの世界がある」って、安心できるというか。

とはいえ、コスプレで得たスキルが、お仕事に活きることも結構あります。たとえば、キャラになりきることで身についた表現力だったり、撮影や、人前に立つのに慣れたことが、舞台のお仕事にも役立っていると感じますね。




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RUN-WAY編集部

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