インスタもMCも、すべての仕事はファッションから!【インフルエンサー、モデル/中川友里さん】

中川友里




ファッション×音楽 ×MC 流れるままに

中川友里

ブランドプロデュースとかできればいいやと思って東京に出てきたんですけど、大学生の時からMCをやっていてしゃべるのも好きで。テレビ東京の音楽番組「超流派」のMCが取れたりして、ファッションと音楽ってリンクしてるし、楽しんでやってました。

You TubeのMCももらえて、ファッションを独学と自分の感性でずっとしゃべってて、ファッションデザイナーさんや海外のブロガーをゲストに呼んでしゃべったりとかしていましたね。

それを見てNHKワールドのKawaii INTERNATIONALさんが声をかけてくれて、番組に出た後には裏のディレクションを手伝って、という形で仕事を振ってもらったりとかして、本当に流れるままにという感じです。

海外のインフルエンサーとのつなぎ役も

インスタの裏の仕事は、企業のインフルエンサーマーケティングを見ていて「この仕事は自分一人で回せる。企業でやるレベルじゃないし」と思って。やってみたらキレイに回って、それから案件をもらえるようになっていった感じです。

自分でディレクションやキャスティングをすると友達もフェアな金額で出してあげられるし、インスタの子たちって何年もかけて何十万というフォロワーをつけている子たちがいるから、その子たちのブランディングを傷つけない程度の条件にしてほしい、とか。クライアントさんも友達もみんながいい形になれるようないい落としどころを見つけられるから、いいかなーと。

海外の案件も多くて、ルフトハンザのスポンサーでドイツのミュンヘンに行ってくださいとか、シカゴの観光局と一緒にアメリカに行ってくださいとか。それで海外のブロガーと触れることも多いので、海外のインフルエンサーとのつなぎ役もしたりしています。

基本的に人間観察が大好きなので、周りを見ながら、裏と表を同時に動いている感じで仕事をしていますね。

インスタ映え ≠ 写真映え

中川友里

インスタ映えって言葉が流行語にもなりましたけど、それって写真映えというだけじゃなくて、プラスαの何かがあると思っています。

写真映えってただ、「キレイだね」とか、キレイな風景を一緒に見てる気になれるとか、そういうことだと思んですけど、インスタ映えはいいね!がほしいとか、リア充してることの自己満足とか、周りからの評価を得たいとか自我の欲求の方が強いと思うんですよね。だからインスタ映えは写真映えだね、と思っていると浅いな、と思いますね。

インスタを含めて、SNSはとにかくブランディングが必要。ひたすらラーメン上げ続けるとか、肉とかでもいいし、究極、その情報だけをただひたすら伝え続けることだと思います。

軸はファッション、でも、あれもこれもやりたい!

将来はメディア側でファッションの仕事をしたいと思っています。アパレルはやりたいんですけど、パターンも引けないし、バイヤーはやったことはあるけど服飾の専門学校を出ているわけでもないし。なので、ファッションが好きという気持ちでできることをしたいです。

たぶん、今自分がやってることはPR会社がやってることだし、その延長線上でブランドのプレスに入るのか、自分で発信するのか、どこかと一緒に記事をかくのか、いずれにしても常に発信する側でいたいなと思っています。

でも、外国に行ってるの楽しいしな、とか選べない自分もいて、企業に勤めてみたい気持ちもあるし、ファッションを発信する側としていろんな国に行けるような仕事をしたいし、でも音楽も好きだし、困ったなーって(笑)




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RUN-WAY編集部

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