転職を繰り返したからこそ、矯正歯科院長として輝く今がある【東京表参道矯正歯科 西尾万樹さん】




来院は最低1回、あとはオンラインで矯正が完結

Oh my teeth という通わないマウスピース矯正を導入しているクリニック「東京表参道矯正歯科」で院長をしています。普段は3Dスキャナーで歯型をスキャンしたり、矯正をスタートする方への歯の処置をしたり、診断結果を出したりしています。そのほか院長として、非常勤のドクターへのヒアリング、新しく入ってくるドクターの指導や面接などもしています。

当院は、軽度から中度の歯並びの矯正に対応していて、オンラインで矯正を進めることができるのが特徴です。一度クリニックに来ていただいて診察し、場合に応じて必要な処置をしたら、あとは原則通院不要。リモートで矯正をサポートしています。24時間365日受け付けているLINE上のやりとりで矯正を完結できるサービスは他にはないと思います。質問や不安には、専属のドクターチームが答えてくれます。

美容も歯科も、どちらもやりたい

北海道出身で、30歳まで北海道で過ごしていました。中学までは活発な子で、習い事もピアノ、お茶、習字、英語、水泳、バレーボールといろいろやっていましたね。学級委員長をやったり生徒会に入ったりと積極的に人をまとめていくタイプでした。

本当は美容部員になりたかったので専門学校に行きたかったのですが、親に医師か薬剤師か歯科医師を目指すように言われていました。歯学部に入りましたが、その後もやっぱり「美容関係に携わりたい」という思いは変わりませんでした。実習をするうちに、歯列矯正などは美容につながることがわかり、歯科も美容も両方できることに気づいたので、審美歯科に進みたいと思うようになりました。

国家試験の後、研修で矯正歯科に進むか口腔外科に進むか迷いましたが、どちらも好きだったので口腔外科を選びました。歯科医師免許取得後、研修先を矯正歯科か口腔外科どちらにするか迷いました。どちらも好きでしたが、口腔外科に入職しました。朝は早く、夜は遅いのと、休みも少なく、とても忙しかったですね。さらに、大学病院なので医師とも対話することがあるので歯科の知識だけでは足りず、医科の勉強もしました。もちろん手技も練習が必要で、自主練をして臨んでも手術室で上級医から指導されながら泣きながら縫合したこともありましたね(笑)

実は私、国家試験の1ヶ月前にがんを患いました。抗がん剤治療も経験したので、がん患者さんの口腔ケアもやる口腔外科の方が、自分の経験が役に立つかもしれないと思ったんです。口腔外科では全身麻酔をしての治療も多かったので、外科の1年間はいい経験ができました。

数ヶ月で転職を繰り返していた頃

その後、やはり審美をやりたいという思いがあったので、需要が多そうな東京に出ました。最初に就職した埼玉の歯科医院では矯正の知識を得て、ワイヤー矯正の手技とかもできるようになったんですが、5ヶ月でやめました。一旦、歯科医師はやめて派遣のお弁当屋さんで1ヶ月だけ働きました。

その後、審美をメインに行っている歯科医院を探して働き始めましたが、そこも2ヶ月でやめました。一般歯科は積極的にやらせてもらえましたが審美目的の患者が少なかったんです。また、患者が少ないのもあり入職と勤務の条件が変わることになったんです。すぐに別の職場を探し始めて、年明けからは、品川の一般歯科で働くことになりました。

ここでは頑張って4月まで働いていたんですが、新型コロナウイルスの感染が拡大しました。私は抗がん剤の影響で肺がとても弱くて重症化のリスクがあるので、休職を経て辞めました。そうしたら、最初に務めた埼玉の歯科から「審美歯科を作るために女医さんを募集しているから来てほしい」と言われたので行ったんですが、一向に審美歯科ができなかったんです。

見切りをつけようと思っていた頃、求人サイトを通じで今の医院からスカウトメールが来ました。3Dスキャナーを扱える人を募集していて、私はスキャナーを扱えたので最初は非常勤として働き、今のクリニックができたタイミングで常勤として働くようになりました。間もなく2年になりますね。

今の職場が続いている理由とは

2年近く続いているのは、すごく働きやすいからです。いい意味で歯科というよりは会社っぽい感じなんですよね。私は元々一般診療に苦手意識があって、当院に面接に来る子たちも一般診療よりも矯正に興味があり、働きやすさを重視している方が多いのですが、そういう人たちにもすごくマッチするクリニックだと感じています。

ユーザー(お客様)も30代のビジネスマン、割合としては7対3で男性が多いですね。社長さん、女性、主婦の方もいますが、忙しいビジネスマンの方が多いという印象です。

ユーザーと実際にお会いするのは原則最初の1回しかないからこそ、信頼して頂くためにどこを治したいのかをきちんとヒアリングすることを大切にしています。寄り添って聞くことが一番大切ですし、メリットはもちろんのことデメリットもちゃんと説明することを徹底しています。また親しみやすいように、ユーザーのお名前も下の名前で呼ぶようにしています。

お客様が、結婚式の笑顔写真を見せてくれた

マウスピース矯正をやって良かった、と言われる時にやりがいを感じます。結婚式の前に矯正をされた女性がいるんですが、先日卒業インタビューに来て下さり、笑顔で映っている結婚式の写真を見せてくれました。結婚式のためにすごく頑張ってくれていたので、嬉しかったですね。

また別の方は、矯正前の顔写真が社員証になっているんですが、矯正終了後受付で止められてしまったそうなんです。それだけ印象が変わったということですよね。

歯列矯正って一般的に高いですし、料金が不明瞭なことも多いのですが、うちでは途中で料金を上乗せされることもないので、一律料金でやっていることを喜ばれることも多いですね。安心して矯正できると言っていただけると嬉しいです。

一方で、ネットの口コミなどでネガティブなご意見を書かれることがごく稀にあるのですが、そういうのを目にすると凹みます。

でも、そういう時は必ずメンバーで話し合います。なぜこういうことが書かれたのか、何が問題だったのかを分析して、改善して必ず今後につなげていきます。ただ落ち込むだけではなく、ご意見を真摯に受け止めて、表に出ているドクターだけではなくメンバーできちんと対応を行っています。

院長としての自信をつけ、今こそ表参道から広げていきたい

今年の6月から院長になって仕事の幅が増えましたが、任せてもらえているのがわかるのですごく嬉しいです。理事長が社内総会で私の動画を出してくれて、「僕の右腕」と言ってくれたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。責任も重くなりましたが、自分が必要とされている感じがすごくあるので「やらなきゃ」という気持ちになるし、名前だけの院長だと思われたくないという気持ちも活力になっています。

当院では院長になるまでのプロセスが決まっているので、矯正の知識から判断の仕方まで、ものすごくトレーニングをしました。理事長に教えてもらいながら努力をしましたし、これからも努力をし続けていきたいと思っています。そして、胸を張っていろんなことを決められるように、自信をつけていきたいです。

今、マスクをしているからこそ、矯正を始める方が多くいます。また、オンラインで会議をする機会が多く、自分の歯並びの悪さや歯の色が気になる方も増えてき来ています。まさに今がチャンス。見た目が全て、ということはないですが、清潔感や健康面でも、歯の矯正は大事だと思っています。今後もホームホワイトニングもどんどん広げていきたいですし、歯の動きの邪魔になったり美容にも影響の出る「歯の食い縛り」への対応もゆくゆくは表参道で広げ、他の病院にもどんどん導入していきたいなと思っています。

転職が自分を成長させてくれる

私はすごく転職をしてきています。今働いている職場で「何か違う」とか「自分の力をここでは発揮できない」と感じたら、すぐに次を探すのもありだと思います。すぐに辞めることは「責任がない」と思われるかもしれないけれど、私は転職をしてきたからこそ、違うな、と思ったら自分に合う次の場所をすぐに探していくのってすごく大事だと思うんです。

転職って、その分いろいろな経験を積めるし、得るものがあります。私も、これまで務めてきたクリニックで得た知識を全部今に活かしていますし、そうやって転職していくことで成長できると思っています。

【プロフィール】

西尾万樹

Oh my teeth導入クリニック 東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

趣味は美容・料理・ショッピングです。土日は美容に費やして、平日の帰宅時にショッピングや作り置きのおかずを作っています。仕事と休みのオン・オフをしっかりしています。

Oh my teeth 

https://www.oh-my-teeth.com/

Oh my teeth導入クリニック 東京表参道矯正歯科

https://www.oh-my-teeth.com/locations#omotesando






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RUN-WAY編集部

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