仕事は創業以来100%紹介!?才能フェチ若手経営者のコミュニケーション思考とこれまで【株式会社For you代表取締役/野田爽介さん】

野田爽介




100人規模の学生団体の代表を複数兼任するなど、大学生の頃から、常に幅広い交友関係を持つ野田爽介さん。現在は、インフルエンサーと言われる主にSNSで影響力を持つ人を軸に、キャスティング業務やPR設計/制作を行う会社『For you Inc.』を経営しています。「とにかく人が好きで、目の前の人を喜ばせることを日々考えている」という彼に、起業の経緯やこれからの目標などを伺いました。

きっかけはいつも、「誰かのために」

大学2年生の春、良いサークルに入れなかったという友達から、「何か面白いサークル作ってよ」と声をかけられて、当時はmixiなどで無作為に人を募集しサークルを立ち上げることが主流だったのですが、サークルをいわゆる紹介制で作ったんです。それが1年で80大学くらいに広がり雑誌JJで入っておけば間違いないサークル20のような形で取り上げていただいたり、学生サークル検索サイト「ガクサー」でしばらくアクセス1位になり、新歓期は毎日30通ぐらいの問い合わせがあるサークルになりました。

メンバーのなかで「ビジネス的なこともしたい」というメンバーが集まって、イベントやフリーペーパー制作などをすることになり、結果的に1年間で200社近い会社様とお取引をさせていただくことになりました。

周りの学生団体やサークルから、「イベントの協賛ってどうやってつけるの?」と聞かれることが多くなり、学生団体の代表や営業を集めて営業勉強会を開いてみたり、協賛を頂いていた企業の方をゲストにお呼びして、テレアポ講習や企画書の講習を、やったりしていました。

才能フェチ?

野田爽介

そのような動きの中で200〜300団体との繋がりができ、学生向けのイベントなどでゲストとしてお話させていただくことが増えていたことからも繋がりが増え続け、”学生向けに何かしたいと思ったら連絡したらいい学生”といった立ち位置になっていたような気がします。”友達のために”を原動力に気付けば学生のことばかり考えるようになっていったのですが、活動を広げれば広げるほど、出会いが増え続ける全国の学生のために熱量を持って動き続けることに難しさを感じていきました。

そんな時に、本気の人、この人の才能凄いな!と思った人のために尽くして、それが何かしらの形になった時が自分にとって1番楽しい時だということに気付きました。モデルやスポーツマン、ダンサーやバンドマン、クリエイターなど専門分野でリスクを取って頑張っている人たちって本当にかっこいいなと思ってまして。そのような才能に満ちた人たちが苦手なことが、営業やブランディング、広報や企画などで、そこをサポートする熱心な営業代理店のような動きをしながら彼ら彼女らに仕事を外注をしたりしていきました。そこから立ち上がってきたのが、現在の会社『For you Inc.』です。




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RUN-WAY編集部

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