元声優で現在株式会社サンライズ勤務の大原桃子さん。
不安定な役者という職業を続けていくことに悩み、会社勤めを選択しますが、会社員経験がないため苦戦してしまいます。
そんな彼女が、憧れの企業サンライズで働くことになった経緯とは……!?
ポイントは……
- 一人で生きていくにはどうすれば…
- 働きたい会社に想いを伝える!
- 小さなことでも真剣に
ファンへ情報を届ける重要ポジ!
現在はサンライズ公式のWEB運営を担当しています。
作品に関する情報をいち早く届ける仕事です。ファンに向けて情報を発信できるというのは、とても重要なポジションですよね!ただ、オフィシャルとしては誤字やほんの少しの間違いも許されないので、緊張感を持って日々勉強しています(笑)。
声優を目指したきっかけは、「アニソン歌手になりたい!」
学生時代は、自分が会社で働くイメージが湧かずにいたので、ラジオを聴いていて興味を持った「声優」という仕事に挑戦することにしました。
当時、好きな声優さんが歌手としても活躍していたこともあって、「声優になればアニメの主題歌など色々な仕事が出来るかもしれない!」と思い、専門学校に履歴書を送りました。
業界に入ってからは、その先のことは特に考えてなかったですね……とりあえず声優を10年やってみよう、20代前半は好きなことやろう!という感じで。
キャリアのない自分に不安……。
声優時代、ぱったり仕事が途切れてしまった時期があります。
声優は収録が無ければ休みという、比較的自由な生活スタイルでした。しかし仕事が途切れたことで、もうこのまま次の仕事は無いのでは?と転職を視野に入れるようになったんです。
結婚をゴールと考えてるわけでもないので、この先一人で生きていくにはどうすればいいんだろう……ちゃんと働かなきゃ……と。
アルバイトもサービス業しか経験がなく、一般的な会社員としてのキャリアが自分にはありません。求人サイトを見たり就職について調べてみると、未経験女性が雇ってもらえるのは27歳くらいが限度だなって。30歳を過ぎたらもう就職できなくなってしまうんじゃないかと怖くなり、自分が28歳になる事をきっかけに転職活動を始めました。