KPIとKGIの意味と使い方とは?KPIとKGIを設けるメリットなどを解説




KGIの意味と使い方とは?

KGIの意味は、サイトの目標(ゴール)になる最終的な数値で、重要目標達成指標ともいわれています。

ほとんどの場合は、いろいろなコンバージョンの数値になる商品の購入、会員登録数やメルマガ登録数、問い合わせ数などになり、KGIとしてはさらに現状の数値よりも高いものを決めるでしょう。

例えば、最近はスマホアプリやウエブサイトなどで情報が非常に多くあるため、このような中において魅力的な見せ方や役に立つコンテンツ、コンテンツやサイトの個性をアピールするブランディングを築いてユーザーとの信頼関係を重要視すると、ライバルと差別化ができるでしょう。

そのため、強いセールス感があるページ作りやライティングではユーザーがすぐに離れてしまいます。

このことについては、オウンドメディアがどうして流行しているか、あるいは本来のオウンドメディアの意味を十分に把握することが必要です。

しかし、KGIが最終的な目標になります。

ここではオウンドメディアをKGIを達成するためのケースの一つとしてご紹介しましたが、別の方法もあるので、ウエブサイトの中のどのようなことを改善したり伸ばしたりすると効果が期待できるかを十分に考えた上で、仮説をいくつも立ててKPIにするといいでしょう。

なお、オウンドメディアについては、ネットなどで詳しく紹介されているため確認してください。

KPIの意味と使い方とは?

KPIの意味は重要な数値で、重要業績評価指標ともいわれています。

KPIは、KGIに設けた数値をクリヤーするために、毎日仮説に立てたことを確認するものです。

KPIの数値が改善されてKGIに間違いなく近づいているか、相関関係が仮説を立てた数値とあるか、というようなことを確認するために使います。

組織の目標が達成しているかどうかの程度を決めるための助けになるものです。

そのため、例えばKGIとして売上をゴールに設けたときは、次のようなKPIを数値化して売上と連動して毎日確認していきます。

  • 集客に注力する
  • どのようなユーザー層を集客するか?
  • 客単価を年代別に確認して将来に繋げるセールを行う
  • 広告を出して順位を特定のキーワードでアップする

そして正しい施策であったかを確認して、相関性があると注力し、効果が全くなければKPIが他の視点から必要になるでしょう。

KPIは、着実に最終のゴールに近づくときに必要であり、KPIのためのKPIが場合によっては必要になるでしょう。

KGIとKPIの違いとは?

ここでは、KGIとKPIの違いについてご紹介します。

例えば、ゴールとして、軽井沢に今夜までに行くこと決めたとします。

軽井沢に今夜までに行くには、神奈川県を正午までに通る必要があることがわかれば、小目標にこれを決めます。

このときは、KGIが軽井沢に今夜までに行くという最終的なゴールになり、KPIが神奈川県を正午までに通るという小目標になります。

また、ビジネスのときは、どのような職種、業種でも次のようなゴールなどを決めて取り組みます。

  • 売上げを何倍にする
  • 顧客を何人獲得する
  • 半分に作業時間を低減する

誰もがどのようなプロセスを踏むとゴールに到達するかを考えるでしょうが、KGI・KPIはよりわかりやすくこのプロセスをするものです。

例えば、ネットショップのときのKGI、KPIとしては、次のようになります。

  • KGIは半年以内に毎月の売上を100万円にする
  • KPIは何点商品を追加する、広告費を何円使う、メルマガ・SNSなどでリピート率をアップする

KGI・KPIの設定は、ゴールを達成するためにはどのような状態であればいいか、どのようなことをクリヤーするとゴールが達成できるかが見える化できるため、ゴールを達成するために非常に助けになります。

KGIとKPIを設けるメリットとは?

ここでは、KGIとKPIを設けるメリットについてご紹介します。

定量的にゴールに対する進捗度合を見える化できる

明確なKGI・KPIという数値でゴールを設けることによって、現時点でどの程度ゴールが達成されたか、あとどの程度の成長がKGIを達成するまでに必要かを見える化できます。

進捗度合を見える化することによって、軌道を細かく修正することができるようになります。

ゴールがはっきりしてモチベーションがアップする

KGI・KPIを設けることによって、ゴールがチームのメンバーの間ではっきりと共有できるため、モチベーションがアップします。

例えば、業務を効率化するというようにゴールを曖昧に設けると、評価する人の主観によってチームのそれぞれのメンバーの貢献度は決まってきます。

しかし、10%ほど営業マンが働く時間を低減するというようにゴールを具体的に数値で設ければ、客観的にゴールを達成した度合いがわかるようになって、チームのメンバーの貢献度も見える化できるため、モチベーションがアップします。

優先する順番がはっきりする

仕事で行うべきことがいくつもあったときは、どのようなことを優先すべきかがわからなくて、悩んだことがある人も多くいるのではないでしょうか。

このようなときに、はっきりとKPI・KGIを設けていると、優先する順番はこのゴールを達成するために直結するものになるため、自分の仕事で優先する順番をつけることが簡単になります。

プロジェクトをスタートするときはKGIとKPIの違いを把握して使いわける

実際にKGIとKPIを使うときは、先にご紹介したKGIとKPIの違いを把握して使いわける必要があります。

計画するときは、大項目にゴール、つまりKGIが重要になるでしょう。

KPIは、このKGIを達成するために必要なプロセスとして設けましょう。

必要なプロセスはいくつかあります。

例えば、KGIとして、次の年の夏休みに海外旅行に行くと設けたとしましょう。

このゴールを達成するためのKPIとしては、次のようなものなどがあるでしょう。

  • 旅行費用を貯める
  • 休みを取得する
  • 旅行代理店に頼む

KPIは、大きなゴールを達成するための中間のゴールのようなものです。

KGIとKPIの違いを把握していなければ、中間のゴールを達成したことで満足して、最終のゴールが達成できないということも起こり得るでしょう。

KGIとKPIの失敗事例とは?

ゴールの数値が高すぎるときは、ゴールを実行する人が理想のみいうと本気にならないときがよくあります。

現場のモチベーションが設けたゴールによってダウンすると、全く意味がありません。

KGIやKPIを設けるときは、ゴールの数値が正しいか、ゴールの数値は達成できるかを十分に判断する必要があります。

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RUN-WAY編集部

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