脱スマホ!だらだら見続けてしまう「無駄時間」をカットするためのポイント【ライター/粕谷麻衣】




現代社会において、スマートフォンは私たちの生活に欠かせない存在となりました。仕事でもプライベートでもスマートフォンを使っている方も多いでしょう。

しかし、その便利さと引き換えに、現代人はスマートフォンに縛られ、貴重な時間を無駄にしてしまうことがあります。

実際、「ちょっとインターネットで検索するつもりだった」「ほんの5分だけSNSを見るつもりだった」といったつもりが、いつの間にか数十分…1時間…と費やしてしまった方は多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では、スマホに縛られずに有意義な時間を過ごすためのポイントを紹介します。

スマホで時間を無駄にしがちな人の特徴

スマホで時間を無駄にしやすい人には共通する特徴があります。具体的に、どのような人がスマホで時間を無駄にしがちなのか、以下から見ていきましょう。

孤立感や不安を感じやすい人

スマホで時間を無駄にしやすい人の特徴として、まず挙げられるのが孤立感や不安を感じやすい点です。

スマートフォンは、SNSやメッセージアプリなどを通じて、他の人とつながる方法の一つです。自宅にいてもいつでも他人とつながれる点は、スマホにおける大きなメリットでしょう。しかし、オンライン上のつながりは、現実の世界とのコミュニケーションを希薄にし、孤立感を増大させることがあります。

そのため、孤独感や不安を感じやすい人ほど、スマホに頼る傾向が強くなるのです。

自己コントロールが難しい人

スマホ依存症になりやすい人の特徴の一つが、自己コントロールが難しいことです。スマートフォンは、SNSやメディアサイトなどの楽しいコンテンツに簡単にアクセスできるのが特徴です。気軽に楽しいものを見られるため、ついついスマホを手に取ってしまい、時間を忘れてしまう人は少なくありません。

自己コントロールが難しい人は、この「手軽に楽しいものを見たい」といった誘惑に抗えず、スマホを常に手元に置いてしまう傾向があるのです。

現実逃避をしがちな人

スマホ依存症になりやすい人の特徴の一つに、現実逃避をしがちな点が挙げられます。

現実世界でのストレスや問題に直面した際に、スマートフォンを手に取って現実逃避をする方は少なくありません。

楽しいコンテンツを見たり、刺激の強い情報にアクセスすることは、現実からの逃避につながります。結果的にスマホを触ることでストレスや不安、心配といったネガティブな感情を忘れようとしやすい傾向にあります。

スマホを見てしまう 「無駄時間」をカットするためのポイント

ついスマホを見てしまう、といった方の多くが「スマホを触っている時間が無駄」と分かっているものです。とはいえ、なかなか誘惑に勝てなかったり、現実世界に不満があるとついついスマホに逃げたくなってしまうといった方は少なくありません。

ここからは、ついスマホを見てしまうといった方へ向けて、スマホでの無駄な時間をカットするためのポイントを解説していきます。

目標を明確にする

「無駄時間」をカットするためには、まず目標を明確にすることが重要です。今自分が達成したいことは何か、何に時間を費やすべきなのかを理解することで、時間の使い方が効率的になります。

スマートフォンを使用する際も同様に「なぜ今スマホを触るのか」「何を得られたらスマホを手元から話すのか」を考えておきましょう。

スマートフォンの利用時間を制限する

スマートフォンの使用時間を制限することで、結果的にスマホで無駄にしてしまう時間を減らすことが可能です。

近年は、スマホの使用制限を楽しく実践できるアプリも増えているため、無理なくスマホを手元から遠ざけやすいでしょう。

実際、「スマホを触っていない時間が長くなるほどペットが成長する」「シンプルにスマホを触っていない時間・触っている時間を管理できる」などのアプリが多数登場しています。

どうしてもスマホを触ってしまうといった方は、自分に合うアプリを探して活用してみることをおすすめします。

スマートフォン以外の趣味や活動を見つける

「暇になるとついスマホを触ってしまう」といった方は、スマホ以外の趣味や何らかの活動を見つけましょう。

他の趣味や活動を見つけることで、必然的にスマホを触る時間が減少します。無理なく「無駄時間」をカットしたい方にとって有効な方法でしょう。

例えば、読書やヨガ、料理など、自己成長やリフレッシュにつながる趣味に没頭してみたり、ボランティアや社会人サークル、セミナー参加などの活動を見つけて、積極的に日常生活の中に取り入れることがおすすめです。

タスク管理を徹底する

タスク管理を徹底することで、時間の使い方を効率化することができます。スマートフォンのアプリや手帳を活用して、日々の予定やタスクを管理し、優先順位をつけて取り組みましょう。

タスク管理にチャレンジしてみると、自然と時間の使い方が効率的になる傾向にあるのです。「何時までに何をしなければいけないのか」「いつまでに対応しておけば後がラクになるのか」などを無意識に考えるようになるため、スマホを触る前にタスクの処理から手をつける習慣が身につくでしょう。

結果的に時間を有効活用できるようになり、「無駄時間」を最小限に抑えることができます。

スマートフォンを活用した有益な活動に参加する

「スマートフォンでSNSやインターネットをだらだらと見てしまう」といった方は、あえてスマホが必要な活動への参加を検討してみましょう。

例えば、オンラインコースの受講や専門知識の習得としてスマートフォンを探す、情報収集などが挙げられます。スマホを使って有意義な時間を過ごせば、「だらだらと無駄に過ごす時間」を減らすことが可能です。

オンラインコースは途中でスマホを触りたくなっても中断ができないため、結果的にスマホでSNSやインターネットにアクセスすることはできません。勉強のためにスマホを使うときも同様のことがいえるでしょう。

まとめ

スマートフォンは便利なツールであり、私たちの生活を豊かにしてくれる存在です。しかし、一方で「無駄時間」を増やす要因でもあります。

だからこそ、まずはスマホで無駄な時間を増やす要因について理解を深めたり、適切な対策を講じることが大切です。

スマホとの付き合い方に課題を感じている方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしながら、スマートフォンとの適度な距離感を見つけてみてください。

粕谷麻衣

ライター・キャリアコンサルタント。「子育てと仕事を両立したい」「自分らしく働きたい」「自分の好きなことを仕事にしたい」など、今どきの働き方にフォーカスした情報を発信。取材やインタビューを通して、リアルな声を追求していくことが好き。
自身は一児の子どもを持つシングルマザー。ワーキングマザーとしての人生を楽しく謳歌中。




RUN-WAY編集部

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