会話術その2 分かりやすい言葉を使い、相手と同じ場所に立とう
上司になったり、専門的な仕事をしているとよく見られる傾向ですが、「自分は知っているから、相手も当然知っているだろう」というスタンスで話をする人が居ます。また、逆に、「当然相手も知っているだろうけれど、あえて幼い言葉を使う」人もいます。
これらは、話したい内容が相手に伝わらないだけでなく、ともすれば嫌な印象すら与えてしまいます。知識を持っている自分が偉いのではなく、その知識を活用できる人になってください。分からず使ってしまって、相手から質問された場合は一言謝罪をしたうえで、分かりやすい表現に改めてください。また、会話では固い言葉やとげとげしい言葉を多用せず、あくまでも柔らかな表現をすることで、良い会話に繋がっていきます。
会話術その3 表情にも気を遣う!相手の目を見て話そう
会話術は、話す内容をどうこうするだけではありません。表情や、相手の話を聞くスタンスも大切になってきます。
日常生活を送っていて、あなたが楽しかった話を友人にするとします。友人が、怒ったように聞いているか、無表情で聞いているか、スマホをいじっていて目も合わせてくれないか、身を乗り出して楽しそうに聞いているかで、話すあなたの気持ちも変わってきませんか。
これは会社内でも同じこと。恋愛でも同じです。
極端な例ですが、真面目な話を聞いているとき、つまらなそうにしたり、笑っていたら非礼ですよね。その場その場に合わせて、表情も作らなくてはならないということなのです。
また、目を見て話すというのは、どのシーンにも共通した会話術です。相手の目を見て話を聞くだけで、「自分はあなたの話を聞く準備がありますよ」「しっかり聞いていますよ」という意思表示に繋がります。
これは、非言語会話という手法です。ただじっと聞いたり話したりするよりも、ジェスチャーを交えたほうが、より会話としての伝わりやすさが上がるのです。
まとめ
3つの会話術を紹介してきましたが、いかがでしたか。会話というのは、一方通行ではなく、双方の「聞く姿勢」によって成り立っているのです。
相手のことを思いやらない言葉は、相手に届くことはありません。少しの気遣いからできる会話術。是非試してみてくださいね!