コーチングは現代女子こそ必要!実施すべきメリット・デメリットを徹底解説【ライター/粕谷麻衣】




近年、ビジネスシーンで耳にすることが増えた「コーチング」。興味がある方は多いのではないでしょうか。

コーチングは、自分の掲げる目標を達成できるようコーチに導いてもらう取り組みです。また、目標達成だけではなく、自分らしさを発揮する「自己実現」にも寄与するとされています。

そんなコーチングは、何かと変化の多い時代を生きる現代の女子にこそ必要です。そこで、今回はコーチングの概要や実施のメリット・デメリットなどについてご紹介します。

コーチングとは

コーチングとは、コミュニケーション技術の一つであり、専門的なスキルを持ったコーチとの対話を重ねていき、目標の達成や自己実現を目指すことを指します。

自分でも気が付いていない思考の癖や特有の感情などを客観視できるようになるのが特徴です。目標達成や自己実現のためにも必要なフローであり、コーチとのコミュニケーションを通して自分が選ぶべき行動について考えを深めていきます。

コーチングを検討するにあたって、もっとも重要なのがコーチとの信頼関係です。何でも話せる相手がコーチとなることが望ましいため、コーチ選びは慎重に行う必要があります。

コーチングを受けることで得られるメリット

仮にコーチングを受けることとなった場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

コーチングを受けたときに得られるメリットについて見ていきましょう。

自分の行動に変化をもたらすことができる

コーチングを受けることで得られるメリットとして、まず挙げられるのが「自分の行動を変えられること」です。

コーチとの対話を通して、目標達成に向けて何が必要なのかが明確になっていきます。足りないスキルや必要な経験などが分かり、自然と目標達成に向けた行動をとれるようになるのです。

「努力したいのに続かない」「やらなければと思っているけれど腰が重い」と感じている方ほど、コーチングの効果は高いといえるでしょう。

また、過去に何かにチャレンジしたものの、失敗したことが原因で行動を起こすことが怖いといった方にもコーチングはおすすめです。失敗の原因をコーチと一緒に探り、どうすれば失敗リスクを避けられるかを理解できれば、もう一度行動を起こそうという気持ちが芽生えてくるかもしれません。

目標達成・自己実現に近づける

コーチングの最大のメリットとも言えるのが、目標達成や自己実現に近づけることです。自分が目指したいゴールが明確であれば、コーチのサポートを受けながら計画的に目指しやすくなります。

目標達成や自己実現のためにはどうすればいいのか、今何が必要なのか、いつまでにどこまで進められそうなのか、などをコーチと一緒に模索していくことができ、ゴールまでのルートも明確になるでしょう。

一人でゴールに向かうことが困難である場合にも、コーチングを受けながら目指せば達成できる可能性も高まるはずです。

潜在能力を見つけるきっかけとなる

コーチングを受けるメリットの一つが、潜在能力を見つけるきっかけとなることです。今までの経験や得た知見、スキルなどをもとに、コーチが相談者に対してさまざまな視点から情報を引き出してくれます。

そのため、自分では気が付かなかった潜在能力が見つかったり、強みとなる特性が判明したりすることが少なくありません。

「自分には何も取り柄がない」と悩んでいる方であっても、もしかしたら思わぬ能力が見つかるチャンスがあるでしょう。

モチベーションが高まる

コーチングを受けることによって得られるメリットが、モチベーションが向上することです。目指すべき道が明確になると同時に、ゴールの達成が現実的になるため、「頑張ろう」という気持ちが湧きやすく、結果的にモチベーションも高まりやすい傾向にあります。

業務に対するモチベーションが高まらないときや、目標があるものの頑張る気が起きないときには、コーチングを受けることをおすすめします。

コーチングのデメリットとは

コーチングにはさまざまなメリットがある一方で、懸念すべきデメリットもあります。

実際にコーチングを受ける前に、以下のデメリットを理解しておきましょう。

コーチ次第で成果が変わる

コーチングのデメリットとして、まず挙げられるのがコーチ次第で成果が変わることです。コーチングを担うコーチには、必ずしも専門的な資格は必要ありません。そのため、「コーチです」と名乗ったら、誰もがコーチとして活動できてしまう状況です。

コーチによってスキルに差があることや、経験の幅、得意な領域などが異なるため、必ずしも自分の納得できるコーチングを受けられるとは限らないのが現状です。

コーチを依頼する際には、あらかじめコミュニケーションでストレスがないか、自分の理想のコーチングを行なってくれそうかなどをチェックしておくことが大切です。

コーチングのための時間を確保する必要がある

コーチングを受けるにあたって、デメリットとなるのが時間の確保です。コーチングは対話や会話を重ねて行うものであるため、まとまった時間を確保する必要があります。コーチングにかかる時間は人それぞれ異なるものの、1~2時間ほどかかることが多いです。

そのため、普段業務が忙しい方や、仕事と家庭を両立している方などにとっては、時間の確保の面でハードルを感じるかもしれません。

場合によっては、貴重な休日をコーチングのために空けなければならないなど、時間調整の面でやや課題を感じる場合があります。

まとめ

本ページでは、現代の女性に必要なコーチングについてご紹介しました。コーチングは、コーチとの対話を通して、自分の目標達成や自己実現を促進するコミュニケーション法です。

一人では達成が難しいゴールも、コーチと一緒であれば達成できるチャンスはぐっと高まります。

目標がある方や、実現したことがある方は、ぜひコーチングを視野に入れてみてはいかがでしょうか。ただし、メリットだけではなく、デメリットもきちんと把握したうえで、どのようなコーチが自分に合っているのかを考えて検討しましょう。

粕谷麻衣

ライター・キャリアコンサルタント。「子育てと仕事を両立したい」「自分らしく働きたい」「自分の好きなことを仕事にしたい」など、今どきの働き方にフォーカスした情報を発信。取材やインタビューを通して、リアルな声を追求していくことが好き。
自身は一児の子どもを持つシングルマザー。ワーキングマザーとしての人生を楽しく謳歌中。




RUN-WAY編集部

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